福島県会津東山温泉に旅行一日目：うひょひょ：SSブログ

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福島県会津東山温泉に旅行一日目　[旅行] [編集]

2007年6月29日(金)
福島県会津、東山温泉に一泊旅行。
なんとなく山の上からの景色を楽しみたくなり、磐梯山でも行こうかと会津方面の宿を取った。
しかし生憎の空模様。会津地方に大雨洪水警報まで出る始末。
どうしようかと思いつつもとりあえず会津若松ICを目指し東北道へ車を走らせた。
進むにつれて雨が酷くなる。山へ行くのは無理か・・・。
以前、会津若松へ旅行した時に鶴ヶ城や御薬園なんかは見ていたし、どこへ行こうか悩む。
飯盛山・・・は雨だから避けたいし、立ち寄り温泉・・・も雨で露天が楽しめないのがどうもなぁ。
途中、サービスエリアで休憩を取り、会津若松ICに付いたころには昼前になっていた。
まずは昼飯。今回、会津でチェックしておいた店は三つあった。
味噌田楽の店、輪箱めしの店、和食とフレンチの両方が楽しめる店。
どれも捨てがたかったがフレンチがちょっと食べたかったから最後の店へ。

会津楽遊食房 HIRANO'S

二人の兄弟シェフが和食とフレンチを出すちょっと変わったお店。兄がフレンチ、弟が和食を担当している。
店内は広くはないが落ち着いた雰囲気。観光客を相手にするよりも地元の人を相手にしているのかも。
洋食1点、和食1点を選んで追加するランチセットを注文。

頼んだのは牛タンシチューと海老饅頭。
パンかライスを選べる。パンを選ぶとスープ、ご飯だと味噌汁が付く。
海老饅頭も美味しかったけど牛タンシチューが特に美味しかった。

食事が済んでもまだまだ時間がある。さてどこへ行こう。
出発前にネットで「会津グルメ」で検索した時に名前の出てきた銘菓「かすてあん」でも探してみようか。
車で走り回るが店が多くてわかりゃしない。
目に入った物産店で会津食べ歩きマップを入手。これに「かすてあん」が載っていたので地図に従いお店を発見。

「上菓子司会津葵」

なかなか歴史がありそうな店構え。
看板メニューの「かすてあん」は40年以上前から続く人気メニューらしい。
四角いカステラの中にアンコが入った甘いお菓子。

さて次はどうしよう。天気が良ければあやめ苑に行こうと思っていたんだけれど。
だいぶ小ぶりになったとは言え、まだ雨は降り続いている。
まあ最悪、傘を差しながら見ればいいか、と言うわけであやめ苑（伊佐須美神社）に向かう。

この時期、伊佐須美神社では10万株のあやめを展示したあやめ祭りが催されている。
ちょうど到着した頃に雨が上がり、日が差し込んできた。暑いくらいだ。

一通り見て周ったら、少々早いけど今日の御宿へ向かう。天気が良ければ桧原湖に行くはずだったんだけど・・・。
本日のホテル「御宿東凰」

なかなか雰囲気の良いホテルだ。部屋も広いし眺めも最高。（タワー館12階の部屋）
予約プランはもうワンランク下の部屋だったんだけど平日だったためか見晴らしの良いタワー館に泊まることができた。

窓ガラスははめ殺しになっていて開かない。仕方ないからガラス越しに景色を撮影。

ひとごこちついたら早速お風呂へ。このホテルの大浴場も複数ある。
まずは朱雀亭6階の大浴場。

こちらは写真は撮ったけど実は利用してない。
もう一方の風呂の方が魅力的だったからそちらばかり行ってしまった。
そのもう一方の風呂と言うのが3階にある棚雲の湯。

三つの浴槽はそれぞれ水深が違い、肩まで浸かれる浴槽、腰を掛けての半身浴向きの浴槽、最下段は寝湯になっている。
なんと言っても開放的な眺望が素晴らしい。会津の街を望む景色は抜群。
まだ少し雨が降っていたのが残念だったが、寝湯の寝心地も良くてのんびりできた。
ちなみにこの風呂は男性専用。女性専用の風呂もあり、露天の形状が大きく異なる。
残念ながら男女の入れ替えは無い。ただ展望が素晴らしいという基本コンセプトは同じ。
この素晴らしい露天風呂を是非写真に撮っておきたかったんだけど今回の撮影は苦労した。
最初に行った時には運良く誰もいなかったのに、なんとデジカメのバッテリー切れ。
仕方が無いから一度部屋に戻り、予備のデジカメを持ってもう一度お風呂へ。
と、今度は孫を連れたお爺ちゃんが露天風呂を利用中。
当然だが入浴客がいるときは撮影しないことにしているので諦めて部屋に帰る。
少しして今度は入浴のためにもう一度棚雲へ出撃。
すると運良く誰もいない！これはチャンス！とパチリカシャリ。
数枚撮り終えて脱衣所に戻ると一気に団体客が・・・ギリギリセーフだった。

本日の夕食。

ここの夕食は本当に美味しかった。細かい料理の一つ一つまで実に美味しい。
これまで泊まったホテルの中でもトップクラスの美味しさだった。感動。
追加で鮎の塩焼きと棒鱈（ぼうたら）の煮物を注文。
べのべのは川魚では鮎が一番好きだ。
棒鱈はコチコチに乾燥した棒鱈の干物を柔らかく煮戻したもの。
山間の町ならではの食文化なんだと思う。これも美味しかった。