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恐怖の親知らず、抜歯再び [日記・雑感]

本日、2008年12月17日。二本目の親知らずを抜いてきた。
前回、反対側の親知らずを抜いてからもう3年以上経っている。
できれば二度と親知らず抜歯なんてやりたくなかったけど、いずれ確実に虫歯になるのでそうなる前にと決断した。
前回抜歯したときにはその様子を細かく記録して置いたはずなんだけどどうもその記録が見当たらない。
このブログに載せたんじゃなかったっけか・・・しょうがないから今回の記録もざっと残しておこうかな。

今回、最初に歯の疼きを感じたのは一月半ほど前の11月2日。
九十九里へ釣りに行ったとき、釣りをしてる最中に疼きだしたので日にちまで明確に覚えている。
残っていた親知らずはいずれ必ずトラブルになる生えかたをしてたからいよいよ来るべき時が来たかという感想。
それでもしばらく様子を見ていったんは疼きが納まるも一月後に再発。
痛い、というほどのものではないけどどうせ確実にひどくなるんだから今のうちに病院に行ってしまおうと決意した。
それから直ぐに電話で予約し、本日17日に抜歯とあいなったわけである。

抜歯した病院は東京、飯田橋にある日本歯科大学付属病院。
前回、反対側の親知らずを抜歯したときと同じ病院であり、担当した医師も同じ先生だった。
午後3時からの予約で3時到着。
血圧と体温を計る。体温は37.1℃。
緊張すると熱が出る性質なのでまあこんなものだろう。別に体調に異常は無い。
親知らず抜歯の怖さはよく知っているので正直緊張していた。
その旨を看護士の方に告げると心拍数にも緊張が表れているとのことだった。

基本的に私は痛みには強いし医者や歯医者も得意なのだが、親知らず抜歯だけは別格の恐怖がある。
手術自体は麻酔が効いているので痛くは無いが、力いっぱい顎の骨をゴリゴリ削られる感覚と、術後の痛みや不便さを考えるとどうしても緊張してしまう。

大学病院ということで若い研修医か学生らしき人達に囲まれながら問診を受ける。
色々な説明を受けながら念入りに脅かされる。
いわく、骨をゴリゴリ削ります。後で熱が出たり腫れが出たりすることがあります。
後遺症として神経に麻痺が残る可能性もあります。これらは絶対に避けると言うことは出来ません。
どんなに腕が良い医師が担当しても起こるときは起きてしまいます。

それでも、手術を、うけますか?
嫌なら、今日は受けずとも、良いのですよ?

散々脅かした挙句にこう告げてくる。
ここまで来て「じゃあおっかないんで帰ります」なんてわけにもいかんでしょう。
この段階で帰る人も中にはいるんだろうか・・・。
ここでやめても数年持たずにどうせ痛み出すんだから逃げてどうなるものでもない。
「やっちゃってください」ってなわけで同意書にサイン。

いよいよ手術開始である。まずは塗る麻酔薬を塗布。これが苦い。
それからガンガン麻酔注射を打つ。
さすがに針を刺して麻酔液を注入しているのだからこの時ばかりは若干なりとも痛みを感じる。
が、たいしたことは無い。こんなの普通に歯を削られる方が数十倍痛いわ。
麻酔が効くまでしばらく放置。

効いてきた頃にいよいよ執刀医登場で顔にシートをかけられる。
口を大きく開けさせられると、顎に釣るような痛みが。
「先生、顎がちょっと痛いですね」と告げると
「ああ大丈夫。外れたらちゃんと入れとくから」
ええ!?外れちゃうこともあるんですか!?
軽く言われたけど何気にショック。
この病院では顎関節症やその他の症例も扱っているのでそりゃー顎が外れたくらいどうってこと無いのかもしれないけれど。
普通に生活してれば顎は外れるなんて事はそうそうあることではないのでさらっと聞き流しせる台詞じゃない。
でも流す。

口を開けると電気的な唸りを上げる器具がいきなり核心部に押し当てられた。
グイーン!ゴリゴリゴリゴリ!
麻酔が効いているのでまったく痛みは無い。
が、思うに細かく振動する刃物状の器具で歯茎の辺りをザックリバックリ攻撃しているのだろう。
具体的に想像すると空恐ろしい。
それからしばらく器具を変え、方法を変えつつゴリゴリゴリゴリ、グイーン、ゴゴゴゴゴゴゴ、ガチッガチッ、ゴキゴキ、バキと嫌な音が口内から聞こえてくる。

この時、指示を出している先生の口調が段々緊張感を帯びてくるのがわかる。
助手の人の鼻息も荒くなっていく。これがリアルに不安感を煽る。
ああ、今自分の口の中はどんなことになっているんだろう?どれだけ血が流れてるんだ?
などと冷静に考えつつ、親知らず抜歯の手術をじっくりと味わう。
出血を抑えるためなのだろう。先生の作業は素早い。
ともすれば乱暴とも思える荒っぽさでグイグイと私の口内を攻め続ける。
ダラダラと時間をかけて行うよりもスピーディーに進めた方が結果的に患者に対する負担も小さくなるのだろう。
そう思うことにした。いやきっとそうなのだ。

時間にするとどれくらいかかっているのだろう。
主観的には始まってから20分?30分?
ほとんど埋没していた親知らずは5つの破片に砕かれて取り出された。
後は患部を縫合し、出血がある程度止まるのを確認したら終了。
前回の時と同様、手術自体は麻酔がしっかり効いているのでまったく痛くは無い。
口の中を乱暴に扱われる恐怖を除けば、普通の歯科治療よりよほど楽な治療だ。

だが、親知らず抜歯の本当の辛さはむしろ術後にある。
手術終了後、後日の注意の説明を受けながら、徐々に治療した部分に痛みが広がっていくのを感じていた。
病院での会計時にははっきりとした痛みを感じるようになっていた。
前回、親知らず抜歯をしたときにはここまで直後に痛みが出たような記憶は無い。
今回は痛み出すのが早かった。
病院を出て直ぐに薬局へ向かい、処方された痛み止めをもらって直ちに飲む。
痛い。かなーり、痛い。なかなか、痛い。結構、痛い。これは、痛い。
15分ぐらいで薬が効いてきたのか、だいぶ楽になった。
これから数日はこの痛みと付き合っていかなければならない。

痛みについてはまあいい。
薬を飲めば納まるし、傷に対する痛みを無視するのはわりと得意だ。
面倒なのが出血。これがなかなか納まらない。
口の中には血の味が満ち、つばを吐けばまっかっか。
術後5時間以上経過した今現在、このブログを書いているたった今も洗面所が赤くなるほどつばに血が混ざる。
前回の記憶では丸一日立っても血は止まらなかった。
これが結構うざったい。

それから、一週間後に抜糸になるわけだが、その後患部にぽっかり穴が開く。
ここに食べ物のカスが入るとなかなか掃除できず、ここでも非常に不快な思いをする。
術後2,3日は痛みに悩まされ、抜糸するまでは口の中の糸に不快感を感じ、完全に痛みが治まるまでは一月近くも要し、患部の穴が塞がるまでには半年近くの期間を必要とする。
この、術後の様々な面倒くささ、苦痛、不快が親知らず抜糸の最大の難関だと思う。

でもこれで埋没していた親知らずを二本とも抜いてしまったのでこの苦痛も今回で最後だ。
大きな病気などと違ってこんなものは時間がたてばいずれ必ず治るのだから、あとは時間を使って傷を癒すのみ。
いつまでも疼く親知らずを抱えて過ごすよりもやはりすっぱり抜いてしまった方が良いと私は思う。
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