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群馬県 川古温泉旅行 [旅行]

久々の更新。旅行記録がたまっとる・・・が、過去のはまたそのうちってことでとりあえず直近の旅行記を。
2009年、10月9日から群馬県は川古温泉へ一泊旅行。
川古温泉は以前訪れた猿ヶ京温泉の少し先。近くには水上温泉や谷川岳などがあり、周辺には何度か行っている。
群馬の温泉地は結構あちこち行ってるかな。

いつものごとく、のんびり目に出発。9時30分ごろに家を出る。
首都高、外環を経由して関越道へ。順調に高速を進む。
時間的に、お昼までには水上周辺までたどり着けそうもない。
あらかじめ調べておいた昼食候補の中では、沼田IC近くにある「びすとろ屋」が、時間的にも距離的にもちょうど良さそう。ということで、びすとろ屋に向かってみた。

ビストロ屋概観.jpg
びすとろ屋HP

店内は薄暗くてなかなかおしゃれな感じ。料理も器などが洒落ている。
石焼カレーが美味しそうだったけど、微妙に胃の調子が悪かったのでもう少しヘルシーなメニューを注文。

沼田名物団子汁ランチ
ビストロ屋-食事.jpg

※記事作成中だがなぜか画像加工ソフトの調子が悪い。頻繁に落ちる。仕方ないから画像加工は控えよう。そろそろこのPCもオーバーホールしないと、あちこち調子悪くてもどこに原因があるのかよくわからん。・・・画像編集できないとつまらんな。

団子汁はヘルシーで地味な味だったが、まあ美味しかったかな。胃の調子が悪いからセーブしようと思ってたのに、結局ほとんど食べてしまった。
ご飯には鳥のから揚げが乗せられている。ランチセットのポタージュスープはうっすらグリーンで葉っぱ系のなにかが入ってるっぽい。
どれもなかなか美味しかった。セットで出てきたウーロン茶のストローが極細だったのが面白かった。

ちなみにこの店、駐車場がどこにあるのか不明。ネットのあるクチコミには駐車場がない、となっていたけど、とあるグルメ情報サイトの店舗情報には駐車場有、となっていたり。
結局この店の駐車場はあるのかないのか良くわからなかったので、すぐ隣にあった市役所の駐車場を拝借した。

食事を済ませたら、再び関越道・・・には戻らず、下道で宿泊地を目指す。時間的に余裕があったので、宿泊地である川古温泉のすぐ近くにある赤谷湖に行ってみることにした。
赤谷湖.jpg赤谷湖

あんま、たいしたことないな。水位も下がってるし、なんかにごってる。湖って言うほどの大きさも感じないし、池?
台風直後だったから水がにごってたのかな?
時間は二時前。このまま旅館に向かうにはちょっとまだ早い。
ということで、道を少し戻って、たくみの里に向かってみることにする。
たくみの里には何年か前にも訪れている。一応、道の駅。でも、他の道の駅とは趣が違う。
かなり広いエリアに染物屋や工芸品やが点在している、一種の工芸品地区みたいな感じ。
物産直売所なんかも当然ある。

たくみの里01_0721.JPGたくみの里_0723.JPG

ここでナスとシシトウがセットで売ってたので買っておいた。後で調理して食べてみたら、シシトウの辛いこと辛いこと。シシトウってこんなに辛いの?これ、唐辛子じゃないの?ってくらい辛かった。

たくみの里でそれなりに時間をつぶしたので、そろそろ川古温泉に向かう。
なにやら人里を離れた山道を突き進んでいく。
周りに何もない、本当に山の中にぽつんと一軒だけ建っている建物が、今回のお宿、浜屋旅館
浜屋旅館_0728.JPG
周りには山と川しかない。まさに隠れ宿、といった風情。なんだかえらいところに来ちまったような・・・。
中に入ってみると、出迎えどころか人がいない。
浜屋旅館_0734.JPG
これ、カウンター・・・・。だーれもいない。御用の方はチャイムでおよびくださいって、おいおい。
なんだかえらいとこに来ちゃったのかな?
チャイムを押すと宿の人、登場。早速部屋に案内してもらう。
その途中、エレベータのところに張り紙が。
気をつけて!危険生物に注意!
熊にマムシにヤマカガシにスズメバチにと、注意すべき危険生物目白押し。
なんだかえらいところに(r

部屋に案内されると、これが広い。
少々古く、くたびれてはいるが、6畳和室+8畳和室+6畳間(洋)の3部屋で構成された部屋だった。
こんなに広くなくてもいいのに、これは贅沢だな、とちょっと感動。
でも、広い割りに調度品が少ない。ここにソファーとテーブルがもう一脚ずつあれば格好がつくのに、とかつい余計なことを考えてしまったり。
浜屋旅館_0730.JPG浜屋旅館_0731.JPG
浜屋旅館_0757.JPG
荷物を降ろしたら、早速この宿の風呂に向かう。
浜屋旅館風呂_0733.JPG浜屋旅館風呂_0751.JPG
ここ、川古温泉はぬる湯が売り。露天風呂はなるほど、かなりぬるかった。先客の爺様はもう二時間以上浸かっているとのこと。
湯治客は一日に何時間もこの温泉に浸かって行くそうだ。
私もちょっとがんばって30分以上は入っていた。ぬるいのでいくらでも入れるんだけど、正直飽きる。
ちなみに、この露天は混浴。先客は爺様一人だったが、あとから親父とおばさん二人が入ってきた。
こちらを避けるように後ろを通って、岩の陰に収まってた。まあ真昼間だし、いくらおばさんでも遠慮するよね。

この旅館が持つお風呂はこの混浴露天、混浴の内湯、男専用の内湯、女専用の内湯の四つ。
浜屋旅館風呂_0755.JPG
これは混浴の内湯。男専用の内湯もこれとほぼ同形。おそらく、女専用内湯も似たような感じだろう。
どの湯も基本ぬる湯だが、室内にある分、気持ち内湯の方が熱め。

川古温泉の湧出量は浜屋旅館のHPによると毎分700リットル以上。これはなかなか多い。
露天の方も結構な勢いでオーバーフローしてたけど、内湯も同様にかけ流し状態だった。
本当に山の中に在るので風情はあるが、その分、虫もたくさんたくさん。
柱には無数の大きなスズメガが張り付き、足元には死んだスズメバチやら、甲虫やら。
さらに、露天湯船にプカプカ浮いていたのはなんと・・・ムカデ。
ムカデなんて見るの、二十年ぶりですぞ。ちょっと嬉しかったり。
まあこれも風情だよね。

あ、あとこの露天には飲泉所があった。二十年くらい前はどこの温泉に行っても飲泉くらいできたもんだけど、レジオネラ菌やらなにやらで最近は飲泉できるところは減ったなあ。
浜屋旅館風呂_0748.JPG
ともあれ、飲んでみた。
ほとんど無味。ただし、若干の硫黄臭。以前、塩原温泉で飲んだ温泉とはだいぶちがう。あちらはすこーししょっぱくて薄い梅昆布茶のようだった。

風呂から上がったら次は食事。
浜屋旅館料理_0739.JPG
中央に見える肉は豚肉の生ハム。
浜屋旅館料理_0740.JPG
鍋に入っているのは熊肉。
浜屋旅館料理_0742.JPG
イワナのお造りに、
浜屋旅館料理_0741.JPG
同じくイワナの塩焼き。
浜屋旅館料理_0745.JPG
ヤマトウリの煮物に、
浜屋旅館料理_0747.JPG
牛のタタキ。
山の中なのでもっと三菜三菜した料理が出るかと思ったけど、思った以上にたんぱく質。
豚に牛に熊に魚。肉肉肉肉だなあ。
どの肉も結構美味しかったけど、やっぱり熊肉は臭みがあるね。

食事が済んだらこの日は終了。

明けて二日目。朝食。
浜屋旅館料理_0758.JPG
朝っぱらから何気に豪華。またしてもイワナのお造りが。
ここは旅館自体で岩魚の養殖をやっているらしい。
鍋にはマイタケ。その下に、なにやらクセのある味の肉が。また熊か?それともイノシシ?
臭いのある肉だったけど、その分キノコが美味しくなってる気がした。

朝食前にも温泉に浸かってきた。温泉から出たらロビーに行ってマッサージ器。
浜屋旅館_0736.JPG
手前のマッサージチェアーは10分100円。動きは複雑で面白いんだけど、いかんせん、刺激が弱すぎる。背中を撫で回されているようで、イマイチ気持ちよくない。
それよりも写真奥にチラッと映っている小さなマッサージ器の方がずっと気持ちよかった。
浜屋旅館_0738.JPGこれ
こちらは、料金機械につながっていなかったので無料で使えた。
背中に押し当てるとトコトントコトンとリズム良く軽快に叩いてくれる。非常に気持ちいい。
たしか、「ごきげんボクサー」とか言う名前のマッサージ器。
あまりに気持ちよいので帰ったら購入しようかと調べてみたら、定価十万以上。実売でも六万以上とかなりお高い。
こんな高価なマッサージ器を無防備に無人のロビーで使い放題放置しておくなんて、平和だなあ、川古温泉。
ちなみに、すぐ側には立派な双眼鏡も放置されていた。親切だけど、無用心すぎますぞ。

宿をチェックアウトしたら、紅葉を見るために谷川岳へと向かう。
車で水上方面へ。谷川岳ロープウェイの立体駐車場に車を滑り込ませる。
谷川岳_0759.JPG
ずいぶん前にも着たような気がするんだけど、イマイチ記憶がはっきりしない。
すくなくとも、こんなに立派なロープウェイじゃなかったような・・・。施設が新しくなってる?
ロープウェイは往復で2000円。ロープウェイを降りるとその先にはリフトがあり、これも往復で700円。結構お金がかかる。

谷川岳_0763.JPG

谷川岳_0765.JPGロープウェイを上りきったところの眺め

まだあまり紅葉していない。リフトに乗ってさらに上を目指す。

谷川岳_0773.JPGリフト上駅からの眺め。

さすがにこの高さまでくれば紅葉している木も見られる。
かなり寒い。麓では半そででも耐えられたけど、上ではみんなジャンバーを着てる。

谷川岳_0772.JPG天満宮

土曜日ということもあり、なかなか人が多かった。
一通り眺めを楽しんだら、ロープウェイで山を下る。
高所恐怖症の気はないが、閉所恐怖症?の気はあるので、閉じ込められるという不安には弱い。
ロープウェイのような乗り物に乗ると、ついついこれが止まって閉じ込められたら嫌だなあ、なんて考えてしまう。
無事下まで降りたら、土産物屋で酒と生ドラ焼きを購入。
ロープウェイを出て車ですぐのところに谷川岳ドライブインがある。

谷川岳ドライブイン_0777.JPG
ここも何度か立ち寄っているお店だけど、今回も寄っていく。
時間的にちょうどお昼だったので、ここで昼食をとる。
谷川岳ドライブイン_0779.JPG
ソバを注文。十割ソバでなかなか、意外と美味しかった。

食事が済んだら、湯テルメ谷川へ。ここは以前にも来たことのある立ち寄り施設。
湯テルメ谷川_0780.JPG
規模は小さいけど、開放感のある露天風呂があり、悪くない。
ただ、休憩所なんかは狭いから、お湯に使ったらあんまり長居するところじゃないかな。
ざっと一風呂あびると、そろそろ帰宅ムード。
関越道に戻る前に、水上の道の駅に寄っていく。

写真は取ったけどこの水上の道の駅は何度も寄ってるし、このブログにも何度かのせているから、まあいいか。
新しく足湯施設ができていた。
すぐ側を流れる川では、ラフティングを楽しむ観光客の一段が。
物産直売所を覗いて、トイレを済ませたらいよいよ帰路に着く。
と、その前に、ネットで周辺情報を漁ってた時に気になったお店へ向かう。

永井食堂_0786.JPG

赤城高原のあたりにある、なにやらネットでも有名なモツ煮の人気店、永井食堂。
昼食の時間は過ぎていたので残念ながらお店ではモツ煮を食べられなかったが、お土産のモツ煮はゲット。
日本一のモツ煮をうたっている。
永井食堂_0787.JPG
帰ってから早速食べてみたけど、なるほどなかなか美味しかった。

最後に例のごとく花園ICに寄ってから今度こそ帰路へ。
外環で若干渋滞につかまってしまったが、今回も無事に帰ってくることができた。
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