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栃木県川俣温泉 一日目 [旅行]

2004年8月9日。栃木県川俣温泉へ旅行。

今回の目的地は、栃木県川俣温泉。午前9時、駐車場を出発。まず目指すは日光・中禅寺湖
首都高速、東北自動車道ともに順調で、1時間ほどで佐野SAまでたどり着いてしまった。トイレ休憩の後、東北道をさらに北上。
宇都宮インターチェンジから日光宇都宮道路に進み、清滝インターチェンジで高速を降りた。

高速を降りたら国道120号線を中禅寺湖方面へ。11時20分、いろは坂手前にある明智平ロープウェイに到着。

車を止めて、売店を覗きながらしばし休憩。ロープウェイには乗らなかった。


この日は、赤とんぼが大量に飛んでいた。トンボは刺さないし、目や口に入る心配も無いから良い。
アキアカネ?
明智平ロープウェイを後にし、いろは坂を経て中禅寺湖に到着。
中禅寺湖の北側、日本ロマンティック街道(笑)を通って竜頭の滝に向かう。
入り口で多少迷ったが、11時50分竜頭の滝到着。

竜頭の滝は駐車場から徒歩1分で行ける。滝と駐車場が隣接しているので、車で簡単に見に行くことが出来る。なかなかお手軽な観光スポットだね。

これが竜頭の滝。二又に分かれた滝が口を開いた竜の顎の様に見えるので竜頭の滝というらしい。
売店にある休憩所からのんびり見下ろすことが出来る。なかなかの絶景。 
竜頭の滝には川を遡る遊歩道が続いている。短い距離だが、変化に富んだいくつかの滝を眺めることが出来る。

写真左は竜頭の滝直上のポイント。策を乗り越えて下の川まで降りて撮影してみた。
写真右はもう少し上まで遡ったポイント。遊歩道にはいくつかの展望ポイントが設けられている。

たいした距離ではないと書いたが、階段を登っていくことになるので思ったより疲れた。情けないことに膝が笑う。筋肉痛確定。
一応階段を登りきったのでそこで引き返したが、実はもっと上にも滝があるらしかった。疲れるのでパスしてしまった・・・。

竜頭の滝近くにある謎の店「地獄茶屋」
なにやら怪しげな雰囲気を発しているけど、どんな店だったんだろう。よく確かめずに立ち去ってしまったが。気になるなぁ。

竜頭の滝を後にし、もと来た道を中禅寺湖まで戻る。既に昼をまわっていたので腹が減った。昼食は中禅寺湖の魚をいただくことにする。

日本ロマンティック街道には大小の飲食店がいくつも並んでいた。どの店で昼食を取るべきか、迷う迷う。
川魚をおいしくいただけそうな処を探し、湖に面した店にたどり着いた。

・・・なんか写真がショボイ。店の名前がはっきりわかる撮影ポイントが無かったんだよね・・・。
それにしたって、もうすこしマシな写真を撮っとけばよかったといまさらながらに後悔。

とにかく、昼食に選んだお店は「淡水魚料理 金波」
ここなら間違いなく中禅寺湖の魚が食える!店内へ入り、席へと案内され、メニューを開く。
どれどれ・・・おお、あるある魚料理が・・・・って、ええ!?

高い、予想を超えた料金設定。しまった、お高いお店だったか。
メニューに書かれた料金にビビリながらも、結局うまそうな定食を選ぶ。

ひめます塩焼き定食 3650円
・・・定食ひとつで3650円しますか、そうですか。TT
これでたいしてうまくなかったらショックだなぁと思いつつ、料理が運ばれてくるのを待つ。
しばらくすると、お盆にひめますの塩焼き、ご飯、たくあん、お吸い物等が運ばれてきた。緊張しながらマスに箸を伸ばす。

・・・・・・。
うまい!

私は元々川魚が好きなんだけど、今まで食べたどの焼き魚よりもうまかった。
非常に丁寧に焼かれていて、皮もパリパリ。魚の皮をここまでおいしく食べさせられたのは久しぶりだった。
正直、びっくりした。高いだけのことはあると感心、感心。
綺麗に完食 

おまけ

自分が食べた塩焼き定食の箸をつける前の写真を取り忘れてしまった。
なぜか同行人が食べたマスのフライは撮影していたらしい。我ながら自分の行動が不可解。

せっかくなのでここに掲載しておく。こちらもうまそうだ。見ていると、また食べたくなってくる。もう一度中禅寺湖を訪れたら是非食べたい。

・・・食べたいが、定食ひとつ3650円は厳しい・・・。普段食べる定食はせいぜい高くても1200円ぐらいだろう。3650円・・・ああ、貧乏。

食事を済ませ、店を出る。中禅寺湖を撮影するも、生憎の曇り空。
今にも雨が降ってきそうな天気だった。天気がよければもっと遠くまで見渡せたろうに・・・・残念。

地図を開いて道を探す。と、ロマンティック街道から直接川俣温泉へとつなぐ細い道を発見。
所持している地図にかろうじて載るほど細い山道。(山王林道)
この道を使わずに川俣温泉へ至るには、えらい遠回りを強いられることになる。男体山系を北に縦断する山越え決定。

山道に入ってしばらくすると、思わしくなかった天候がついに崩れ、ひどい土砂降りになった。数メートル先が見えないほどの大雨。こんな山道で・・・。(泣)
行けども行けども山の中。心細い。標識もなく、道に自信がなくなってくる。

あまりにもひどい雨のせいか、車の計器に異常が出始める。ABSの警告等が光った。
ブレーキが浸水して、おかしくなったのだろうか。こんな山道で・・・。(大泣)

道を踏み外して事故を起すのではないかとビクビクしながらの運転。幸い、前からも後ろからも車が来ない。
どうにかこうにか林道を抜けて、ようやく川俣温泉にたどりついたの時には3時30分になっていた。宿に到着。

川俣温泉 ふくよ館

ちなみに、撮影は翌日だったので写真では天候が回復している。
・・・それにしても「ふくよ館」ってすごいネーミングセンスだよなぁ。

早速部屋へと案内してもらった。運転で緊張していたので、ようやく人心地。

宿に着いたのが3:30だから、夕食にはまだ時間がある。
となれば、ここはやはり風呂だろう。浴衣に着替え、いざ風呂へ出発。
ふくよ館には館内にある内湯、長い階段の先にある露天、露天の側に設置された内湯がある。目指すは露天風呂。 

ふくよ館の露天風呂は遠い。源泉に直接作った風呂なので、本館からかなり離れている。
長い、ながーい階段の先に、直接設置された脱衣スペース。

ちなみに、混浴。が、入っているのは親父ばかりだった。

露天風呂の撮影に挑戦。撮影時は夜だったので、暗すぎてなんだかよくわからない。
かろうじて岩風呂になっていることだけはわかる。

浴場の撮影は今回が初めて。人がいない時間帯を選んで撮影したら、暗くて失敗した。
薄暗い露天風呂でフラッシュをたいていると、なんだか写ってはまずいものが写ってしまいそうで薄気味悪い。(汗)

下は明るくなってから再び撮影した露天風呂。写真の左手が川、右手が崖の斜面になっている。

右は別アングル。見てのとおり、眺望がすばらしい。

温泉の成分が強いためかそこらじゅうに結晶が見られる。
特に湯が注ぎだしているところでは大きな結晶が見られた。うーん、効きそう。


露天風呂のすぐ横に、掘っ立て小屋のような内湯がある。トタンで囲っただけの簡素な内湯。
こちらの内湯の方が古くからあり、外の露天スペースは後から付け足したような感じだった。


温泉の湧き出した崖の斜面に、無理矢理風呂を作ったようになっている。
こちらも結晶化が激しい。屋根がある分、こちらの方が安心して入浴できた。※この時はまだ雨が降っていた。

長い階段を下りるのが非常に面倒だったけど、雰囲気は抜群。
記憶に残っている温泉の中でも、かなり上位にランク付けして良い温泉だと思う。


こちらは館内の内湯。露天に続く長い階段の手前にある。体を洗う場合はこちらを利用する。
この撮影時も夜だったので薄暗い。しかも内湯だったため、蒸気もひどい。浴場撮影の難しさを知ることになった・・・。

こちらは休憩所。電動マッサージ器を自由に使うことが出来る。
竜頭の滝で疲れた足をここで回復。意外と気持ちよかった。

温泉から戻ってもまだ夕飯まで時間があったので、部屋で一眠り。
眠りから覚めるとようやく夕飯の時間になった。


写真左:なかなか豪勢な食事が運ばれてきた。鍋の蓋に利用されている兜が勇ましい。写真右下に見えるのはやしおマスの刺身
写真右:テーブルの左上にトコロテンの道具が見える。中央の皿には煮物。茶ソバも確認できる。


左:兜を取ると野菜と肉が入っていた。
右:多分、鉄板焼きにしたんだと思う。覚えてない・・・。 


左:草もちに甘い粉がかかっている。木の実を粉にしたものだったように思う。これもおいしかった。
右:名物、岩魚のみそ焼き。自家製の味噌を使い、アルミに包んで焼き上げてある。塩焼きなら良く食べるけど、みそ焼きは初めて。おいしかった。 

仲居さんが一つ一つ料理の説明をしてくれた。
細かく記録しておけば、ここでも紹介できたんだけれど・・・食べる方に集中してしまった。基本料理の他に、特別料理も頼んでみた。


左:岩魚の骨酒
軽く干した後に焼かれた岩魚。そこに熱々の熱燗を注ぎ、身を崩しながらいただく。温泉地で味わう最高の贅沢のひとつ。
右:サンショウウオの唐揚げ
グロテスクなサンショウウオをそのままカラッと揚げた一品。
味的には・・・まあそれほどおいしいとは思わなかった。(笑)
それでも、普段食べられない珍しい食材だね。身質は魚を食べているようだった。多少臭みがある。

この日はこれでおしまい。 


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