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山梨県富士北麓 二日目 [旅行]

山梨県富士北麓への旅行、二日目。
翌朝は7時に起床。朝一番にやることと言ったら、やはり朝風呂だ。
この日は館内にある大浴場を利用することにした。


写真は脱衣場。人っ子一人いない。
下は浴場内。見てのとおり、かなり広い。
洗い場スペースも広く、大人数が一度に入れるだけの許容量がある。まあ、誰も入ってなかったけど・・・。
この時期、内湯はどうしても蒸気がこもって撮影が難しくなる。下手をすればカメラが壊れるかもしれない。うまく撮影するコツなんてあるのかな?

ひとっ風呂浴びたらお次は朝食。朝食はバイキング形式で用意されていた。

バイキングってのはたくさん用意された料理の中から、自分で好きなものをセレクトして食べられる方式。
基本的に食べ放題。なので、たくさん食べられる人間の方が得をする。


これは私がチョイスしたメニュー。バイキング形式は面白いから好きだけど、並の人間より量的に損をしてそう・・・。

白飯、豆腐、温泉卵、コーンポタージュ、スパゲティ、焼きソバ、ハム、ソーセージ、焼き魚、玉子焼き、スクランブルエッグ、肉団子、かまぼこ、ポテトサラダ、ベーコン、おから・・・、と言ったところかな。
これだけ食べれば十分か。いや、むしろ良くこれだけ食べたと感心する。普段食べている朝食の三倍はありそうだ・・・

朝食を済ませ、しばらく部屋でくつろぎ、9時30分に宿をチェックアウト。
本日最初の目的地、鳴沢氷穴は宿のすぐそばにある。駐車場を出て5分で着いてしまった。

鳴沢氷穴は富士山の周囲に多数存在する洞窟の中でも代表的なひとつで、天然記念物に指定されている。
洞内は常に低温で保たれ、真夏でも氷が溶ける事は無いらしい。

手すりなどは着いているし、足場も一応加工されている。
しかし、天然の洞窟が持つ雰囲気も多く残しているので、サンダルで入っていけるような気楽な穴ではない。
内部は狭く、薄暗く、天井が低いところでは90cmほどしかない。
頭をぶつけないように気をつけながら、慎重にかがんで進むことになる。
足元も濡れているので、年配の方は転んで怪我などしないよう、特に注意が必要だと思った。

一番下まで降りると、夏でも溶けない氷の棚を拝むことができる。
私は閉所恐怖症の気はないけど、こう暗くて閉塞された場所にいるとさすがに息が詰まる。
特に、この日は新潟中越大地震がおきたばかりだったので、万が一にも地震が起こったら生き埋めになるのでは、等とつい考えてしまった。

この鳴沢氷穴のすぐ隣には、もう一つの洞穴が存在する。そちらは富岳風穴
風穴の方も天然記念仏に指定されていて、規模や内部の様子も氷穴とよく似ている。


風穴へと続く林道と、風穴入り口。道の横に目をやれば、広大で奥深い森が広がっている。これがかの、青木ヶ原の樹海。
規則性がなく、混沌とした樹海の様子を見ていると、確かに迷い込んだら帰れそうも無いと感じられた。


風穴は昭和初期まで蚕の卵を貯蔵する倉庫として使われていたらしい。現在でも当時の資料としてか、蚕が置かれている。そこで、ヒカリゴケのようなものも見られた。

鳴沢氷穴、富岳風穴のHP

氷穴・風穴を後にし、国道139号線を西に向かう。左手に横たわる広大な樹海。
ドライブコースとしては最高なんだけど、この樹海をほんの2,3キロも入れば、自殺者の遺体がゴロゴロ出るらしい。
せっかくの美しい自然が、なんとなく恐ろしげに見えてしまう・・・。

などと考えつつ、目指すは富士五湖で最も西に位置する本栖湖。
本栖湖は水深が138mもあり、富士五湖の中で最も深い湖となっている。午前10:40、本栖湖に到着。


本栖湖
青い空。遠く連なる山々。穏やかな湖面。
心安らかにリフレッシュするには最適かもしれない。
こんな湖にボートを浮かべて昼寝をしたら気持ちいいだろうなぁ。

本栖湖のすぐ北東には、富士五湖で最も小さな精進湖がある。
せっかくなので、そちらにも足を運んでみた。午前11:00、精進湖到着。

精進湖
精進湖から望む富士は美しい。
私の技術が生ぬるいので写真からは何も伝わらないかもしれない。是非、その目で確かめて欲しい

精進湖の隣には西湖があるんだけど、今回はパスして河口湖まで車を走らせた。西湖には、次回訪れることにしようと思う。
河口湖へ向かう途中、道の駅と直売所があったので、寄り道した。

写真は「道の駅 鳴沢」
下は直売所で、キノコが売っていた。

12:50、河口湖に到着。

河口湖
本栖湖や精進湖と比べて、対岸に見える建造物が多い。
湖周辺は観光地として発展しているので、自然を楽しむなら他の富士五湖の方がお勧めかもしれない。
しかし、食事処や観光スポットなどは河口湖の方が充実している。

車を止めた駐車場の近くに、「石ころ館」なる店があったのでよってみた。

店内には宝石から、単純に綺麗な石ころまで様々な鉱物が売られていた。アクセサリーショップと言う趣。
なんとなく眺めているだけでも面白かったが、やはりこの手の店は女性向けだろうと思う。普段、こういった店には縁が無いので、意外と興味深く楽しめた。

石ころ館HP

河口湖畔で車を走らせ、食事処を探す。
このあたりでは昔から「ほうとう」という地方料理がよく食べられているようで、その「ほうとう」を食べさせる店が多く目に付いた。どんな料理か聞いてみたところ、うどんに近い麺類らしい。

私はソバやラーメンは好きなんだけど、うどんはあまり好まない。
少し迷ったけど、やはり「ほうとう」は遠慮しておいた。
・・・今考えると、食べておくべきだったかなぁと言う気がしないでもない。


割烹 つじや
落ち着いた雰囲気の店内。注文したのは天丼。(無難)焼き魚はサイドオーダー。
味は、驚くほどうまくも無かったが、嘆くほどまずくも無かった。
印象に残らない普通のお店だったなぁ・・。

食事を済ませたら、次はワインセラーへ向かう。

赤富士ワインセラー HP

河口湖畔にある施設。店内に入ると、ワインの強い香りが鼻を刺激する。
ここではワインや、ワインにかかわる様々なものを販売している。きき酒もできる。
ワインスタッフが非常に丁寧に説明してくれるので、ワインが好きなら是非寄らねばならないスポット。

赤富士ワインセラーの正面、道路を挟んで反対側には「宝石の森」という施設もある。
宝石美術館兼販売店になっていて、とても手が出せない高値の宝石を眺めながら、お手ごろな石を買うこともできる。

まだ時間に余裕があったけれど、今回の旅行はここまで。
河口湖から中央高速に乗り、一路家路についた。


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