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千葉県千倉 一日目 [旅行]

2004年7月16日。千葉県千倉へ旅行。
夏だ!暑い!
今回は南房総は千倉まで行くことになった。
いい加減、南房総は行きつくしたと思うけど、行くことになっちゃったんだからしょうがない。

午前8:00、駐車場を出る。
ラジオで交通情報を聞いてみると、どうやら首都高が混雑しているらしい。
堀切の先まで渋滞していると聞き、高速を使わずに一般道で行った方が良いのではないかと思った。
だがしかし・・・道がわからん・・・。
ああ、カーナビ欲しいなぁ・・・。

地図を開いて道を確認するのも面倒なので、結局首都高に乗ることにする。
それでも、千住新橋までは下道で行こうとあがいてみた。
平和橋通りは特に混雑することもなく、順調。
小菅を越えると道に自信がなくなるから、千住新橋から首都高に突入。
やはり混んでいる。

堀切を越え、四つ木を越えても断続のろのろ渋滞は続いたが、完全に止まることも無いのでまあ我慢できる程度。
葛西インター付近でうっかり羽田方面に進みそうになる。
首都高は分岐が多くて面倒・・・気を抜くと間違えそうだ。

東関東自動車道に乗り継ぎ、最初のサービスエリアの幕張に着いたのが午前9:00ごろ。
このSAの男子トイレには大便器が3つしかついていない。
足らんだろうに・・・。
どうも腹具合が思わしくなかったので、用を足しておこうと個室に侵入。
・・・でない。
トイレに不安を抱えるのはいつものことだから、すっぱりあきらめた。

用は足していないけど、トイレから出る際は一応水を流しておく。
何もしてなくても、流さずに出るのはなんとなく気持ちが悪いものだ。
ズボンを引き上げ、おもむろに洗浄ボタンを押す。

ザバーーーン!

ぬお!
便器から溢れる勢いで、大量の水が吐き出された。
なんだこの便所は、危険すぎるぞ。(汗)
はたして○○○は無事に流れるのか?
こんな勢いで流したら飛び散るんじゃないのか!?

幕張サービスエリアの男子大便器。
要注意なり。

東関道から京葉道へと入り、姉崎インターチェンジを目指す。
途中、穴川インター付近でまたも渋滞に巻き込まれる。
穴川インター付近は常に渋滞している・・・何とかして欲しいものだ。

姉崎インターチェンジを出て久留里方面へと南下。
房総横断道路を東へ向かい、茂原まで一気に走り抜ける。
茂原から海沿いを南下する予定だったが、どうも道を間違えたらしい。
いつまでたっても海が見えてこない。

ようやく海が見えたころ、有料道路の入り口を発見した。
有料道路が好きな私は、よく確認もせずにとりあえず突っ込む。
九十九里有料道路。
乗ってすぐに異常に気づく。
海が右手に見えるぞ・・・。
北上してます、逆ですよ、オイオイ。
九十九里有料道路の最南端、一宮から乗ってしまった・・・。
北にしか行けないぞ。

幸い、乗ってすぐのところに一宮サービスエリアがあったから、そこでUターン。
410円払って走ったのは80mぐらいだったかなぁ。

一宮SA駐車場の前は砂浜になっていて、海水浴客やサーファーも来ていた。
・・・海の写真を撮ってなかった・・・失敗。
ちなみに、ここについたのが午前11:16。

九十九里有料道路を引き返し、海沿いの道を南下する。
時間が正午近くになり、そろそろ飯屋を探そうと思い始める。
せっかく海に来てるのだから、海の幸が食べたい。
それも、新鮮なものが良い。
漁港を探し、その近辺で昼食を取ろうと考えた。

道路標識に大原漁港の文字を認め、ハンドルを切る。
漁港では日に焼けた親父達が釣りに興じていた。
小さなアジを器用にさばいて開きにし、自家製の干物を作っている。
しばし歓談。

こうした漁港の近辺には海産物の卸売り店があるのが常である。
ここ、大原漁港にもやはりそうした物産店があった。
大原漁港で見つけた物産店

残念ながら、この店では食事は出来なかった。
店のお姉ちゃんに近所でうまい海産物を食わせる店を聞き出す。
そして向かったのが、「割烹かねなか」という店。

海産物を中心に、寿司や定食を食わせる店だった。
午後12:16、ここで昼食をとることにする。
正直、この店の値段は高めだった。
定食一つ、2000~3500ぐらいする。
伊勢海老寿司定食(3500円)が非常にうまそうだったが、あいにく品薄でやっていなかった。
あわびの釜飯も実にうまそうだったが、すでに完売。
正午を少し回った時点でもう完売とは・・・。人気メニューなのか?

結局食べたものは、コチのから揚げ伊勢海老の半身焼きアワビの握り寿司蛤のバター焼き。 
コチのから揚げは・・・硬い。そして骨が多く、食べづらい。
切り身を揚げているんだから、骨まで食べられるようにして欲しいところだった。
身の味もコチにしてはいまいち・・・これははずれ。

伊勢海老のバター焼きは、まあまあうまかった。
ただ、ケチって一番小さなサイズを頼んだから、物足りなかったかな。
一番小さくても1000円。大きいものは時価だそうだ。
でかいのはうまいんだろうなぁ。

アワビの握り寿司もまあうまかったけど・・・硬いんだよね、基本的に。
あれだけ硬いと、口の中でシャリとうまく混ざってくれなくてやっぱりいまいちだったなぁ。
蛤のバター焼きは文句なくうまかった。
大きさも申し分なかったし、砂も残っていなかったのでうまくてあたり前だとは思う。

全体的に、まずくはなかったがお高い値段に見合った料理ではないと感じてしまった。
看板メニューである伊勢海老寿司定食やアワビの釜飯を食べていれば、また違う感想になったんだろうか・・。
何はともあれ、ご馳走様でした。

かねなかを後にした我々は、さらに房総半島を南下する。
おなかいっぱいになってしまったので、もうどこにも寄らずに宿に向かってとっとと横になってしまいたい。
だいたい、南房総で興味のある施設はほとんど行きつくしているので、途中で寄ろうという気が起こらない。
私は水族館が好きだから、鴨川シーワールドなんて大好きなんだけど・・・もう当分はやめておきます。

午後2:24、道の駅「鴨川オーシャンパーク」にて休憩。
せっかく寄ったのに、売店が休みでなにも見ることが出来なかった・・・。

道の駅 鴨川オーシャンパーク

写真正面に見えているのが売店スペース。
周囲には噴水がたくさん配置され、子供が遊べるような水場も用意されている。
が、水も止められていた・・・・ダメじゃん。
写真左側はやたらと豪勢なトイレである。

午後3:06、宿泊するホテル「スパラダイス夢みさき」に到着。

ロビーに着くと、ビワキャンディとビワ茶をサービスされた。
なかなか洒落ていて、雰囲気の良いロビー。

ロビーに設置された棚には様々なアイテムが展示されている。

奥にはブックコーナーがあり、読書しながらコーヒーも飲める。
無料でインターネットを使うことも出来る。周辺観光を調べるのに便利。

茶を飲み終わると部屋に案内されたんだけど、これが狭い!
いままで泊まった中でも最も狭いクラスの部屋だった。
しかも2階。

辛うじて海は見えるけど、どうやらこのホテルでは最低クラスの部屋のようだ・・・。
ちなみに客部屋は6階まであって、上に行くほどグレードが高く、部屋も広くなっている模様。

夢みさきの6階には室内プールがある。
荷物を置き、人心地ついたところで水着を持っていざ6階へ。
6階には15メートルほどの小さなプールと、いくつかのジャグジーバス、サウナがあった。
一昔前のリゾートホテルという雰囲気。
小さな子供が遊ぶ分には十分なプールなんだろうけど・・・正直、汚かった。(汗)
透明度最悪、なんか色々浮いてるぞ。(汗汗)

日が差し込むだけで、暑いのか暑くないのかよく分からないサウナや、ドイツ製らしき謎のユニットシャワー(故障中?)等など、なんか微妙。
小さな子供ぐらいしか喜ばないのでは・・・・ごほごほ。(汗)
プールがもっと清潔で、他に客のいない貸しきり状態なら、なかなか良い雰囲気だとは思う。

7階にも海を見下ろせる半露天風呂になった浴場があったけど、基本的に7階の風呂では体を洗えないらしい。
シャンプーや石鹸はあったし、シャワーなどもあるにはあったが、数が少ないからお断りしているんだろう。
と言うことで、プールから上がった後は1階の浴場の方に入ることにした。

ちなみに、ここ夢みさきには大浴場が4つある。
7階の殿湯、姫湯、1階の殿湯、姫湯で、それぞれ構造が違い、時間で男女が入れ替わるシステム。
この他に家族向けの貸切風呂もあるらしい。

最初に入った大浴場は洋風の華咲岬
内湯はかけ流しになっていたので清潔感があった。
華咲岬にも半露天風呂があり、テラスのようになった外湯には、ワイン色の湯が湛えられた浴槽や、
泡(ジャグジーではなく、石鹸の泡)の浮いた浴槽などが置かれていた。
何より目を引くのは大量に飾られた生花。
まさに、花に囲まれた洋風風呂と言う感じだ。

ただ、あまりにも大量の花が飾られている為、虫がたくさんいた。
虫が苦手な人は外に出ない方が賢明かもしれない。
脱衣場に「アリさんもお風呂が大好き。ときどきお湯にのぼせちゃっているので優しく助けてあげてください」などと書かれているのが愉快だった。

風呂から上がったらいよいよ夕食だ。


食前酒   枇杷酒(ビワ) 1
前菜   蛍烏賊沖漬け
キス柚香揚げ
他三点
2
椀物代り 浅利の冷製コンソメスープ 3
お造り 旬のお刺身四点盛り 4
陶板焼 小伊勢海老の陶板焼き 若草クリーム 5
洋皿 すずきのオイル焼き 梅ドレッシング 6
炊き合わせ 地蛸やわらか煮 夏大根 蕗(ふき) 銀あん 7
お食事 季節のまぜご飯
汁物 合わせ味噌仕立て
デザート ミニケーキ 他



さて、お楽しみの夕食タイム。
今回は部屋食ではなく、他の客と一緒に食堂で食べることに。
美味しそうなメニューがずらっと並ぶ。さすがに海の幸が多い。

まずは枇杷酒、ビワのお酒から。私はこういった食前酒の類が大好きである。
酒の善し悪しなど分からないが、うまいものはうまい。
甘くてさっぱり、まさに食前酒。

蛍烏賊沖漬けとはホタルイカの沖漬け
いや、読めない人もいるかと思って。
沖漬けってくらいだから、船の上で取れたイカをその場で塩漬けにしたものだと思う。たぶん。

浅利の冷製コンソメスープはその名のとおり、冷たいスープ。
冷たいスープはあまり飲んだことがなかったけど、なかなか美味しかった。
写真に写っている緑色のものはゴーヤ。赤いのはクコの実。
ちなみに浅利はアサリだぞ。

刺身については・・・よく覚えていない。
味はうまかったのだろうけど、何の魚だったか・・。
写真を見るに、左からマグロ、鯛、ハマチ、・・・鮭?

この小伊勢海老の陶板焼き非常に美味しかった
今回の旅行で一番美味しかった一品。小ぶりなのが寂しいが、贅沢は言うまい。
海老の下に敷かれた薄緑色のクリームがまたうまい。ほんのり抹茶の香りがしたように思う。
ほろ苦いような、甘いような味も抹茶っぽかった。
思い出すたびに、もう一度食べたいと言う気持ちにさせられる。
・・・それにしても写真の角度が悪すぎるな・・・。

地蛸やわらか煮はタコですよ。タコ。
え?写真見れば分かる?そうだよね。
やわらか煮の名前にたがわず、たしかに柔らかく煮られていた。

ところで銀あんとはなんぞや?
銀杏?ならギンナン、イチョウの実のことだけど・・・入っていたかどうか覚えていない。
銀の餡なら、かかっているソースのことになるけど・・・はて。

このすずきのオイル焼きも非常に美味しかった。
伊勢海老の陶板焼きに次いで美味だった一品。
目に鮮やかな薄紅色の梅ドレッシングがとてもスズキに合っていた。
伊勢海老の若草クリームといい、この梅ドレッシングといい、こちらの料理長はソース系が得意なのかもしれない。

ちなみに、スズキってのは一応高級魚と呼ばれている大型の白身魚。
海のルアーフィッシングではシーバスの名でおなじみ。
出世魚で、成長するにつれて名前が変わり、セイゴ>フッコ>スズキとなる。

写真が残っていないけど、この他にまぜご飯、味噌汁、デザートが出た。
毎度思うが、こういったホテルで出るご飯はいつも美味しい。
家庭用電気釜とは違い、大量に飯を炊くから味が違うのだろうか。
とにかく、ただの白飯でもうまいことが多い。
今回出たまぜご飯も例に漏れず、大変おいしゅうございました。
食べすぎで気持ち悪くならない程度に美味しくいただきましたとも。

デザートは、ゼリー、ケーキ、フルーツの三点盛。
どれもミニサイズだけど、私には丁度良かった。

食事が済んだら部屋に戻り・・・・爆睡。


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