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PS3に暗雲立ち込める [ゲーム]

発売まであと2ヶ月ちょいに差し迫ったPlay Station3の深刻なバッドニュースが飛び込んできた。
部品の生産が間に合わず、生産が遅れているそうだ。
この影響で欧州では発売日が今年11/17から翌年の3月まで遅れることが決定した。
日本での発売は11/11、北米は11/17と発売日に遅れは無い。
ただし、生産難航の影響は避けられず、当初200万台を目指していた出荷量が大幅に激減。
日本では10万台、北米で40万台の出荷へと変更を余儀なくされた。
これはあまりにも少なすぎる。

好調な売れ行きを残したPlay Station2は発売三日で約90万台を完売。
任天堂のゲームキューブは三日で約30万台、マイクロソフトのXboxでも三日で約12万台を販売している。
現在日本で苦戦中のXbox360でさえ、三日で約6万台が売れたのだ。
どのハードも発売日の需要は非常に高い。
圧倒的なシェアを獲得したPS2の後継機であるPS3なら、高価格のハードルがあるとはいえ大きな需要が見込まれる。
価格が高いせいでPS2の時のような爆発的な普及は難しいとは思うが、それにしても初期出荷10万台はあまりにも少ない。
この異常な事態の裏に、SCEの深刻な危機と苦悩が見て取れる。

日本でも年末商戦は重要だが、北米ではさらに重視されている。
11月から年末にかけて、高額な商品が飛ぶように売れるそうだ。
この時期に商品をたくさん用意できないと、後々のシェア獲得に大きく響く。
北米では既にXbox360のシェアが大幅に先行している。SCEとしては1台でも多く北米に回してシェアを奪い返したいのだろう。
かと言って、ホームグラウンドである日本のユーザーを疎かにすることはできない。
PS3は既に一度発売日を延期している。このうえ北米優先で日本での発売を遅らせれば日本のゲーマーから大きな顰蹙を買いかねない。
日本での発売を遅らせるわけには行かない。だが北米に1台でも多くPS3をまわしたい。
葛藤の末に選んだ答えが「日本に10万台、北米に40万台」という苦肉の策なんだろうと思う。

11/11のPS3発売を心待ちにしていた一人として、今回のニュースは信じたくない一報だった・・・。


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