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塩原温泉 一日目 [旅行]

8月8日から一泊で栃木県、塩原温泉に行って来た。

東北自動車道でズバッと西那須野塩原インターまでひとっ走り。
インターを降りたら国道400号線を塩原方面へ。
道の駅なんかに寄りながら時間を使っていたら昼近くになった。
以前、この近くに来たとき、非常にうまいマスの塩焼きを食わせてくれた店があったので、そこで昼飯を食べようと思った。
その店は400号線沿い、塩原温泉街を少し過ぎた辺りにあったはず。
果たして、記憶どおりの場所にその店はあった。

「食事処 いけなみ」

川魚の塩焼きは大好きで、山へ行けば必ず食べる。この店のそれは特にうまい。
炭火を使い、丁寧に付きっ切りで焼いてくれるので焼き加減が完璧。
高速のサービスエリアや、観光地の土産売り場で売ってる塩焼きなどとは比べ物にならない。
非常におすすめだ。

前回訪れたときは塩焼きしか食べなかったけど、今回は昼飯時ということもあって定食を頼んでみた。

 虹鱒フライ定食

定食にセットでついてきた塩焼きは、残念ながら小さめで期待通りの味ではなかった。
やはり塩焼きは一品で頼んでそれなりのものを焼いてもらった方が良いらしい。
ただ、メインのフライの方はうまかった。
小骨が多いのが気になったけど、やはりそこらでは食えないレベルの味だと思った。
あと、ついでに頼んだ虹鱒の唐揚がまたうまかった。(写真にもチラッと写ってる)
サイズもセットでついてきた塩焼きなんかより大きかったし、身の味はこれが一番だったな。
やっぱある程度大きい方が身の味も良くなるのかもしれない。

ちなみに、ここは釣堀にもなっている。
この日も子供が楽しそうにマスを釣っていた。
とにかくうまいから、こっちの方に来ることがあれば必ず寄りたいと思ってる。

次は「ハンターマウンテン ゆりパーク」に行ってみた。
ここは元々スキー場だけど、夏の間はゆりを植えて観光地にしているらしい。

 ゆりパーク

スキー用のリフトで上まで登り、ダラダラと歩いて下りながらゆりを眺めてきた。
我々が下の売店まで戻ってきた直後に、突然の土砂降り。
上にいる観光客やリフトに乗っていた人達はずぶ濡れになっただろうね。
恐ろしくきわどいタイミングで難を逃れた。

えー、ゆりパークのHPはこちら。「ハンターマウンテン ゆりパーク http://www.hunter.co.jp/

大雨になっちゃったので、少し早いけどホテルに向かうことにした。
この日のお宿は・・・「塩原古町温泉 源泉の湯 東や http://www.azuma-ya.net/

部屋に案内されると案外広い。八畳+四畳半+αくらい。
ちょいと寝不足だったのでうたた寝してたら・・・・金縛りにあった。(笑)
何年ぶりだよ・・・、しかも夢見の悪いこと悪いこと。
小さな手が俺の口をふさぐのよ。赤ん坊の手。
逃れようとするとムキになって口をふさぎにくるから息まで苦しくなってくる。
・・・という夢を見ただけなんだけどね。

軽く眠って目が醒めたから、早速温泉へ行ってみることにした。

 秘湯~

こちらは石段を登って林の中に踏み込んでいくとある露天風呂。混浴。
誰もいないから撮影できたわけだけど、混浴にカメラを持っていく俺って問題ありカナ。(笑)
雰囲気はいいんだけど、虫が多くって・・・。
落ち着いて入っていられなかったなぁ。
ただ、虫が多い割りに湯の中は綺麗だったから、それなりの量の湯をかけ流しにしているんだろうと思う。

 内湯~

内湯は浴場内に溶岩石がせり出すと言う迫力の風呂になっている。
ところどころに進入した岩石は苔むし、野趣溢れすぎ。キノコまで生えてるし。(汗)
一見の価値はあるかと。

他にも写真はたくさんあるけど、ブログで画像を多用するのはあまり好きじゃないからこの辺で。
夕飯も大変おいしゅうございましたけど、その辺はいずれまとめる旅行記の方に記す。


山梨県富士北麓 二日目 [旅行]

山梨県富士北麓への旅行、二日目。
翌朝は7時に起床。朝一番にやることと言ったら、やはり朝風呂だ。
この日は館内にある大浴場を利用することにした。


写真は脱衣場。人っ子一人いない。
下は浴場内。見てのとおり、かなり広い。
洗い場スペースも広く、大人数が一度に入れるだけの許容量がある。まあ、誰も入ってなかったけど・・・。
この時期、内湯はどうしても蒸気がこもって撮影が難しくなる。下手をすればカメラが壊れるかもしれない。うまく撮影するコツなんてあるのかな?

ひとっ風呂浴びたらお次は朝食。朝食はバイキング形式で用意されていた。

バイキングってのはたくさん用意された料理の中から、自分で好きなものをセレクトして食べられる方式。
基本的に食べ放題。なので、たくさん食べられる人間の方が得をする。


これは私がチョイスしたメニュー。バイキング形式は面白いから好きだけど、並の人間より量的に損をしてそう・・・。

白飯、豆腐、温泉卵、コーンポタージュ、スパゲティ、焼きソバ、ハム、ソーセージ、焼き魚、玉子焼き、スクランブルエッグ、肉団子、かまぼこ、ポテトサラダ、ベーコン、おから・・・、と言ったところかな。
これだけ食べれば十分か。いや、むしろ良くこれだけ食べたと感心する。普段食べている朝食の三倍はありそうだ・・・

朝食を済ませ、しばらく部屋でくつろぎ、9時30分に宿をチェックアウト。
本日最初の目的地、鳴沢氷穴は宿のすぐそばにある。駐車場を出て5分で着いてしまった。

鳴沢氷穴は富士山の周囲に多数存在する洞窟の中でも代表的なひとつで、天然記念物に指定されている。
洞内は常に低温で保たれ、真夏でも氷が溶ける事は無いらしい。

手すりなどは着いているし、足場も一応加工されている。
しかし、天然の洞窟が持つ雰囲気も多く残しているので、サンダルで入っていけるような気楽な穴ではない。
内部は狭く、薄暗く、天井が低いところでは90cmほどしかない。
頭をぶつけないように気をつけながら、慎重にかがんで進むことになる。
足元も濡れているので、年配の方は転んで怪我などしないよう、特に注意が必要だと思った。

一番下まで降りると、夏でも溶けない氷の棚を拝むことができる。
私は閉所恐怖症の気はないけど、こう暗くて閉塞された場所にいるとさすがに息が詰まる。
特に、この日は新潟中越大地震がおきたばかりだったので、万が一にも地震が起こったら生き埋めになるのでは、等とつい考えてしまった。

この鳴沢氷穴のすぐ隣には、もう一つの洞穴が存在する。そちらは富岳風穴
風穴の方も天然記念仏に指定されていて、規模や内部の様子も氷穴とよく似ている。


風穴へと続く林道と、風穴入り口。道の横に目をやれば、広大で奥深い森が広がっている。これがかの、青木ヶ原の樹海。
規則性がなく、混沌とした樹海の様子を見ていると、確かに迷い込んだら帰れそうも無いと感じられた。


風穴は昭和初期まで蚕の卵を貯蔵する倉庫として使われていたらしい。現在でも当時の資料としてか、蚕が置かれている。そこで、ヒカリゴケのようなものも見られた。

鳴沢氷穴、富岳風穴のHP

氷穴・風穴を後にし、国道139号線を西に向かう。左手に横たわる広大な樹海。
ドライブコースとしては最高なんだけど、この樹海をほんの2,3キロも入れば、自殺者の遺体がゴロゴロ出るらしい。
せっかくの美しい自然が、なんとなく恐ろしげに見えてしまう・・・。

などと考えつつ、目指すは富士五湖で最も西に位置する本栖湖。
本栖湖は水深が138mもあり、富士五湖の中で最も深い湖となっている。午前10:40、本栖湖に到着。


本栖湖
青い空。遠く連なる山々。穏やかな湖面。
心安らかにリフレッシュするには最適かもしれない。
こんな湖にボートを浮かべて昼寝をしたら気持ちいいだろうなぁ。

本栖湖のすぐ北東には、富士五湖で最も小さな精進湖がある。
せっかくなので、そちらにも足を運んでみた。午前11:00、精進湖到着。

精進湖
精進湖から望む富士は美しい。
私の技術が生ぬるいので写真からは何も伝わらないかもしれない。是非、その目で確かめて欲しい

精進湖の隣には西湖があるんだけど、今回はパスして河口湖まで車を走らせた。西湖には、次回訪れることにしようと思う。
河口湖へ向かう途中、道の駅と直売所があったので、寄り道した。

写真は「道の駅 鳴沢」
下は直売所で、キノコが売っていた。

12:50、河口湖に到着。

河口湖
本栖湖や精進湖と比べて、対岸に見える建造物が多い。
湖周辺は観光地として発展しているので、自然を楽しむなら他の富士五湖の方がお勧めかもしれない。
しかし、食事処や観光スポットなどは河口湖の方が充実している。

車を止めた駐車場の近くに、「石ころ館」なる店があったのでよってみた。

店内には宝石から、単純に綺麗な石ころまで様々な鉱物が売られていた。アクセサリーショップと言う趣。
なんとなく眺めているだけでも面白かったが、やはりこの手の店は女性向けだろうと思う。普段、こういった店には縁が無いので、意外と興味深く楽しめた。

石ころ館HP

河口湖畔で車を走らせ、食事処を探す。
このあたりでは昔から「ほうとう」という地方料理がよく食べられているようで、その「ほうとう」を食べさせる店が多く目に付いた。どんな料理か聞いてみたところ、うどんに近い麺類らしい。

私はソバやラーメンは好きなんだけど、うどんはあまり好まない。
少し迷ったけど、やはり「ほうとう」は遠慮しておいた。
・・・今考えると、食べておくべきだったかなぁと言う気がしないでもない。


割烹 つじや
落ち着いた雰囲気の店内。注文したのは天丼。(無難)焼き魚はサイドオーダー。
味は、驚くほどうまくも無かったが、嘆くほどまずくも無かった。
印象に残らない普通のお店だったなぁ・・。

食事を済ませたら、次はワインセラーへ向かう。

赤富士ワインセラー HP

河口湖畔にある施設。店内に入ると、ワインの強い香りが鼻を刺激する。
ここではワインや、ワインにかかわる様々なものを販売している。きき酒もできる。
ワインスタッフが非常に丁寧に説明してくれるので、ワインが好きなら是非寄らねばならないスポット。

赤富士ワインセラーの正面、道路を挟んで反対側には「宝石の森」という施設もある。
宝石美術館兼販売店になっていて、とても手が出せない高値の宝石を眺めながら、お手ごろな石を買うこともできる。

まだ時間に余裕があったけれど、今回の旅行はここまで。
河口湖から中央高速に乗り、一路家路についた。


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山梨県富士北麓 一日目 [旅行]

2004年10月24日。山梨県・富士北麓への旅行一日目。

この日付は、多くの被災者を出した新潟中越大地震の翌日になる。
旅行中も被災地では地震が続いていて、まとまらない情報が飛び交っていた。

午前8時40分、駐車場を出発。今回の宿泊地は山梨県・富士北麓。
山梨県方面へ車で向かうのも初めてなら、中央高速を利用するのも初めてになる。まず、首都高にどこから乗るかを調べなければならなかった。
入谷から首都高に乗っても良かったが、どうせなら初めての道を通って行こうと思い立つ。

結局、皇居近くまで下道で進み、代官町から首都高に進入。三宅坂ジャンクションを経て、中央自動車道へ向かう。
最初の目的地は忍野八海。(おしのはっかい)富士山から続く地下水が湧き出ているとされる8つの泉だ。

中央自動車道をひたすら西に進み、大月ジャンクションで山中湖方面へ入る。
そのまま進んで、山中湖インターチェンジで高速道路を降りた。忍野八海は山中湖の北西に位置する。案内標識をたどりつつ、午前11:00到着。


駐車場の売店。ここで買い物をした客は駐車料金が無料になる。
買わないと有料。たしか、ここで信玄餅を買ったんだよね。
あまーい餅にきなこと黒蜜をたらしていただくお菓子。あれ、めちゃ好物。 


忍野八海、入り口。ここも売店になっていて、山芋やらカキやらの食べ物を売っていた。
忍野八海への入り口は複数あるんだけど、ここはやたらと狭かった。人一人やっと通れるって程の狭い通路を抜けていく。

すぐ左が沢になっていて、落っこちそうで危ない。まあ、落ちても多少濡れるだけだけど。

忍野八海のある忍野村HP

下の写真は、入り口から入ってすぐのところにあった湧池。
富士山の雪解け水が地下を通ってここから湧き出しているらしい。

 

下の写真の池はかなり人工的に手を入れられている。
写真中央に見える柵の中は円形にくりぬかれていて、特別に深く掘ってあった。中では大小の川魚が泳いでいる。

透明度が非常に高いので、10メートル以上はあるかと思われる水底まではっきりと見通せた。特に、太陽の高い正午ごろは日の光が水底を照らすので、はっきりと様子を見ることが出来る。

日の光に照らされた透明度の高い水と、池の中で優雅に泳ぐ魚影が美しい。写真左奥に見えているのは売店。お土産等、色々買うことができる。

川魚がこれだけいるのだから、当然食べる。見よ、この見事な食べっぷり。やっぱり川魚の塩焼きはいいねぇ。
大変おいしゅうございました。 

岩魚の塩焼きをいただいたわけだけど、さすがにそれだけでは物足りない。
時間も正午を回っていたし、忍野八海で食事をとろうと考えた。
ソバを食べさせる店がいくつかあったから、適当に選らんで入店。

こうして写真で見るとなかなかうまそうに見える。しかし、味はいまひとつだった・・・失敗。
ただ、店内からもまた別の池を眺めることができ、眺望は満点と言えた。

食事を終え、忍野八海を後にし次の目的地へ向かう。目指すは霊峰・富士山。忍野村から河口湖方面へと車を走らせる。
途中、道の駅を発見したので寄り道した。

道の駅 富士吉田

ここに着いたのが午後1:00。道の駅には地域性の強い売店が入っているので、見つけたら必ず寄るようにしている。

道の駅で軽く休憩したら、富士スバルラインを抜けて今度こそ富士山を目指す。
富士スバルラインは富士吉田付近から富士五合目までをつなぐ有料道路。(乗用車1150円)
少々お高いが、富士五合目まで楽に車で行くことができる。ドライブコース的にもグッド。

スバルラインの途中にはいくつかの駐車場があり、休憩しながら眺望を楽しむことができる。右の写真はそんな休憩所のひとつ。
午後2時20分、富士スバルラインの終点である五合目に到着。

 


五合目には大きな売店がいくつかあった。
右は謎のオブジェ。登山客をモチーフにしたブロンズ像はわかるけど、巨大なわらじに天狗の面が飾られているのはどうしたことだ?(謎)

左は登山道入り口。ここから先は徒歩で頂上を目指す。
右は登山道入り口にいた馬。(ポニーかな)これに乗って山を登るんだろうか?

何を隠そう、私は富士山に来るのは初めてである。本来ならここから先は徒歩で富士山を登ることになるんだけど、今回は五合目までとなった。いつか、徒歩でこの先へ登ってみたいと思う。

それにしても、富士山ってのは近くで見ると岩ばかりだね。
五合目までは森が続いていたんだけれど、この先は木も枯れ、砂や岩ばかりの斜面が続いているようだった。

富士スバルラインを引き返し、富士山を下山。麓で休憩をかねて土産物屋に立ち寄った。

富士スバルラインを降りてそのまま進むと、富士パノラマライン(国道139号線)に出る。
ここを西に向かい、午後4時に本日のお宿である「富士緑の休暇村」に到着した。


このお宿は、いつも利用している通常のホテルと少し趣が違っていた。
テニスコートや運動場、研修室などが用意されていて、合宿や社員研修などによく利用されているようだ。
全体的に広く大きく作られていて、大人数での宿泊を想定した施設と感じた。

富士緑の休暇村には、天然温泉の露天風呂を楽しめる施設が隣接している。
宿泊客は、宿泊当日に限り、何度でも無料で利用できるとのことだった。(翌日以降は有料)

隣接している温泉施設「富士展望の湯ゆらり

カウンターにてチェックインを済ませ、館内の説明を聞く。広いロビーの割りに従業員が少ない。部屋までの案内もなし。
布団の上げ下ろしも自分でやってくれとのことだった。そういう施設なんだろう。

 

説明された部屋番号を探して、部屋に到着。写真ではわからないが、部屋はかなり広い。畳のあるスペースだけで12畳。 
窓近く、椅子の置いてあるスペースも足せばさらに2畳分はありそうだ。やはり、大人数に対応できるような部屋になっているんだろう。

旅装を解き、浴衣に身を包んで隣接した温泉施設、ゆらりへ早速行ってみることにした。
ゆらりへは館内から歩いて直接行ける。確かに歩いて行けるんだけど・・・結構距離がある。
途中、人気が少なく暖房も効かされていない棟を通り抜けた。寒い。これでは湯冷めしそうだ・・・。

ゆらりには16種類の風呂があり、一通りまわるだけでも楽しめる。
私は、たくさんの風呂を楽しめるこの手の施設が非常に好きだ。浴場内はそう広くないが、大小の風呂を巡るのが面白い。
平日にもかかわらず、かなりの人数の客で賑わっていた。中には富士登山で疲れ切った体を癒している客もいるのだろう。

露天スペースに池があり、錦鯉が放されていた。泡の浮いた池でも平気で泳いでいる。鯉ってのは汚れた水に強い。
全ての風呂を巡ったら、広めの内湯でじっくり温まってあがることにした。

湯上りにアイスなどをいただきながら、休憩所でしばし休む。
日帰りの客が多いのだろう。家族連れなども休憩所で休んでいた。子供をつれた家族を見ると、多少うらやましく思えてくる。
いつか、自分の子供をつれて旅行できる日が来ればいいなと、ついそんなことを考えてしまった。

さて、体が冷えないうちに部屋に戻らなければ。幸い、湯上りで温まった体は、寒い廊下に耐えてくれた。部屋に戻れば夕食タイムだ。

 
ずいぶん小さくなっちゃってるけど、中央に見える六角形の皿はこんにゃくの刺身。元々こんにゃくの刺身は好きなんだけど、このこんにゃくは非常にうまかった。
いままでちょっと食べたことの無い食感だったな・・・。

左に見えるのは海草の天麩羅。その右下に赤く見えるのは貝だと思う。貝の下にある白い物体は忘れてしまった。

 
左は鍋の具。右はソバのように見えるけど、うどんだったような気がする。鍋の具が減ってきたらこれをぶち込む。
豪華には見えないけれど、一つ一つが意外とおいしかった。特にこんにゃくが印象に残っている。

左はキノコの煮物のようだが、正体をド忘れ。果物の方は梨っぽい。
右は写真では良くわからないけど牡蠣。カキに白いソースがかかっている。これもなかなかおいしかった。

 
お酒もいただきました。私は日本酒と相性が非常に良い。
他の酒では翌日に影響が残るが、日本酒の場合はそれが無い。
あまり量は飲めないけれど、日本酒は大好き。

食事が済んだら睡魔が訪れるまでダラダラとすごし、就寝。


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栃木県川俣温泉 二日目 [旅行]

栃木県川俣温泉への旅行、二日目。
翌日は前日の雨が嘘のような、実にすがすがしい朝だった。

部屋の窓から望む。下に川が見える。
山間に雲がかかり、どこか神秘的ですらある。

このすばらしい朝を満喫するためにも、再び露天風呂へ足を運ぶ。改めて良い風呂を堪能。
風呂から戻ると朝食の時間になっていた。


朝からなかなか豪華なお食事である。日本の朝ごはん。
やはり、白飯、漬物、味噌汁が最高だね。
写真では少し小さいが、左奥にある鍋は目玉焼き。
右奥は味噌汁。その間にあるのは鮭の網焼きだ。

左は目玉焼き。ハムも入って、実にうまそう。
固形燃料で熱し、好きな焼き具合で食べられるのがうれしい。
右は鉄鍋で暖められた味噌汁。椀に入れられて出されるよりも、趣がある。

食事を食べ終わったらしばらくのんびりし、午前9時ごろに宿を出発した。本日最初の目的地は湯西川温泉。
川俣温泉から川治温泉方面へ車を走らせ、さらに湯西川へ抜ける。

11時過ぎに湯西川へ到着。湯西川温泉は平家の里として有名な観光地になっている。
ここも温泉地なので立ち寄り湯の出来る施設はいくつかあった。
その中からひとつの宿を選んで、訪れてみた。

湯の宿 清盛

なかなか見事な看板だ。宿泊施設だけど、立ち寄り湯で利用することも可能。ひとっ風呂浴びていきますか。

他に客がいなかったので、大胆に浴場を撮影。
左が内湯、右が露天。内湯から露天へはすぐに出ることが出来る。
どちらもそれほど広くなく、こじんまりしたスペースだった。
ただ、ぬる湯が好きな私には少々熱すぎて長く入っていられない。

湯西川を後にし、もと来た道を川治温泉まで引き返す。
川治からさらに鬼怒川へ。12時45分、鬼怒川温泉にたどり着いた。
そこで再び立ち寄り湯・・・・などと言っていたらいい加減皮がふやけてしまう。
休憩をかねて土産物を覗くだけで勘弁してやった。(なにを?)

 

何の気なしに立ち寄った土産物屋。
駐車場が狭く、車を出すのに難儀した印象が残っている。
ここに限った話ではないが、温泉地ってのは基本的に土地が狭い。車での移動に気を使うことがよくある。
この店で温泉饅頭を買っていった。どこにでも売っているような普通の温泉饅頭だったが、妙にうまかった。

既に昼をまわっていたので、食事できるところを探す。いつものとおり、山勘で適当に飯屋を物色。
たどり着いたのは「はたご」という店だった


・・はて、この店どこにあったんだろう?
記録が曖昧で、いったいどこにある店なのかわからなくなってしまった。(汗)
店に着いたのが1時50分となっているから、鬼怒川を出ておよそ40分くらいだろうか。
東北道に向かったか、日光宇都宮道路に向かったかで、この店の大体の位置を見当づけることが出来そうだけど、どっちにいったか覚えてない。
ともあれ、食べたものは写真が残っている。

天重だ!味は可もなく不可もなく。
うまくもまずくも無かったことだけは、はっきり覚えていたりする。
なんだか、どこにでもある普通の大衆食堂のような店だった。

 
写真は、食事を終えてから家路に向かう途中で見つけた直売所。
東京ではあまり見ないタイプの、馬鹿でかいシイタケが売っていた。うまそうだったので購入。

店内にはスズメバチやマムシがつかった酒なんかも売られていた。まるで理科の準備室のようだ。
スズメバチ等は一度食べてみたいと思っているが、いざ目の前に突きつけられるとなかなか買う気が起こらない。 

これにて今回の旅行は終了。後はおうちに帰るだけ。


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栃木県川俣温泉 一日目 [旅行]

2004年8月9日。栃木県川俣温泉へ旅行。

今回の目的地は、栃木県川俣温泉。午前9時、駐車場を出発。まず目指すは日光・中禅寺湖
首都高速、東北自動車道ともに順調で、1時間ほどで佐野SAまでたどり着いてしまった。トイレ休憩の後、東北道をさらに北上。
宇都宮インターチェンジから日光宇都宮道路に進み、清滝インターチェンジで高速を降りた。

高速を降りたら国道120号線を中禅寺湖方面へ。11時20分、いろは坂手前にある明智平ロープウェイに到着。

車を止めて、売店を覗きながらしばし休憩。ロープウェイには乗らなかった。


この日は、赤とんぼが大量に飛んでいた。トンボは刺さないし、目や口に入る心配も無いから良い。
アキアカネ?
明智平ロープウェイを後にし、いろは坂を経て中禅寺湖に到着。
中禅寺湖の北側、日本ロマンティック街道(笑)を通って竜頭の滝に向かう。
入り口で多少迷ったが、11時50分竜頭の滝到着。

竜頭の滝は駐車場から徒歩1分で行ける。滝と駐車場が隣接しているので、車で簡単に見に行くことが出来る。なかなかお手軽な観光スポットだね。

これが竜頭の滝。二又に分かれた滝が口を開いた竜の顎の様に見えるので竜頭の滝というらしい。
売店にある休憩所からのんびり見下ろすことが出来る。なかなかの絶景。 
竜頭の滝には川を遡る遊歩道が続いている。短い距離だが、変化に富んだいくつかの滝を眺めることが出来る。

写真左は竜頭の滝直上のポイント。策を乗り越えて下の川まで降りて撮影してみた。
写真右はもう少し上まで遡ったポイント。遊歩道にはいくつかの展望ポイントが設けられている。

たいした距離ではないと書いたが、階段を登っていくことになるので思ったより疲れた。情けないことに膝が笑う。筋肉痛確定。
一応階段を登りきったのでそこで引き返したが、実はもっと上にも滝があるらしかった。疲れるのでパスしてしまった・・・。

竜頭の滝近くにある謎の店「地獄茶屋」
なにやら怪しげな雰囲気を発しているけど、どんな店だったんだろう。よく確かめずに立ち去ってしまったが。気になるなぁ。

竜頭の滝を後にし、もと来た道を中禅寺湖まで戻る。既に昼をまわっていたので腹が減った。昼食は中禅寺湖の魚をいただくことにする。

日本ロマンティック街道には大小の飲食店がいくつも並んでいた。どの店で昼食を取るべきか、迷う迷う。
川魚をおいしくいただけそうな処を探し、湖に面した店にたどり着いた。

・・・なんか写真がショボイ。店の名前がはっきりわかる撮影ポイントが無かったんだよね・・・。
それにしたって、もうすこしマシな写真を撮っとけばよかったといまさらながらに後悔。

とにかく、昼食に選んだお店は「淡水魚料理 金波」
ここなら間違いなく中禅寺湖の魚が食える!店内へ入り、席へと案内され、メニューを開く。
どれどれ・・・おお、あるある魚料理が・・・・って、ええ!?

高い、予想を超えた料金設定。しまった、お高いお店だったか。
メニューに書かれた料金にビビリながらも、結局うまそうな定食を選ぶ。

ひめます塩焼き定食 3650円
・・・定食ひとつで3650円しますか、そうですか。TT
これでたいしてうまくなかったらショックだなぁと思いつつ、料理が運ばれてくるのを待つ。
しばらくすると、お盆にひめますの塩焼き、ご飯、たくあん、お吸い物等が運ばれてきた。緊張しながらマスに箸を伸ばす。

・・・・・・。
うまい!

私は元々川魚が好きなんだけど、今まで食べたどの焼き魚よりもうまかった。
非常に丁寧に焼かれていて、皮もパリパリ。魚の皮をここまでおいしく食べさせられたのは久しぶりだった。
正直、びっくりした。高いだけのことはあると感心、感心。
綺麗に完食 

おまけ

自分が食べた塩焼き定食の箸をつける前の写真を取り忘れてしまった。
なぜか同行人が食べたマスのフライは撮影していたらしい。我ながら自分の行動が不可解。

せっかくなのでここに掲載しておく。こちらもうまそうだ。見ていると、また食べたくなってくる。もう一度中禅寺湖を訪れたら是非食べたい。

・・・食べたいが、定食ひとつ3650円は厳しい・・・。普段食べる定食はせいぜい高くても1200円ぐらいだろう。3650円・・・ああ、貧乏。

食事を済ませ、店を出る。中禅寺湖を撮影するも、生憎の曇り空。
今にも雨が降ってきそうな天気だった。天気がよければもっと遠くまで見渡せたろうに・・・・残念。

地図を開いて道を探す。と、ロマンティック街道から直接川俣温泉へとつなぐ細い道を発見。
所持している地図にかろうじて載るほど細い山道。(山王林道)
この道を使わずに川俣温泉へ至るには、えらい遠回りを強いられることになる。男体山系を北に縦断する山越え決定。

山道に入ってしばらくすると、思わしくなかった天候がついに崩れ、ひどい土砂降りになった。数メートル先が見えないほどの大雨。こんな山道で・・・。(泣)
行けども行けども山の中。心細い。標識もなく、道に自信がなくなってくる。

あまりにもひどい雨のせいか、車の計器に異常が出始める。ABSの警告等が光った。
ブレーキが浸水して、おかしくなったのだろうか。こんな山道で・・・。(大泣)

道を踏み外して事故を起すのではないかとビクビクしながらの運転。幸い、前からも後ろからも車が来ない。
どうにかこうにか林道を抜けて、ようやく川俣温泉にたどりついたの時には3時30分になっていた。宿に到着。

川俣温泉 ふくよ館

ちなみに、撮影は翌日だったので写真では天候が回復している。
・・・それにしても「ふくよ館」ってすごいネーミングセンスだよなぁ。

早速部屋へと案内してもらった。運転で緊張していたので、ようやく人心地。

宿に着いたのが3:30だから、夕食にはまだ時間がある。
となれば、ここはやはり風呂だろう。浴衣に着替え、いざ風呂へ出発。
ふくよ館には館内にある内湯、長い階段の先にある露天、露天の側に設置された内湯がある。目指すは露天風呂。 

ふくよ館の露天風呂は遠い。源泉に直接作った風呂なので、本館からかなり離れている。
長い、ながーい階段の先に、直接設置された脱衣スペース。

ちなみに、混浴。が、入っているのは親父ばかりだった。

露天風呂の撮影に挑戦。撮影時は夜だったので、暗すぎてなんだかよくわからない。
かろうじて岩風呂になっていることだけはわかる。

浴場の撮影は今回が初めて。人がいない時間帯を選んで撮影したら、暗くて失敗した。
薄暗い露天風呂でフラッシュをたいていると、なんだか写ってはまずいものが写ってしまいそうで薄気味悪い。(汗)

下は明るくなってから再び撮影した露天風呂。写真の左手が川、右手が崖の斜面になっている。

右は別アングル。見てのとおり、眺望がすばらしい。

温泉の成分が強いためかそこらじゅうに結晶が見られる。
特に湯が注ぎだしているところでは大きな結晶が見られた。うーん、効きそう。


露天風呂のすぐ横に、掘っ立て小屋のような内湯がある。トタンで囲っただけの簡素な内湯。
こちらの内湯の方が古くからあり、外の露天スペースは後から付け足したような感じだった。


温泉の湧き出した崖の斜面に、無理矢理風呂を作ったようになっている。
こちらも結晶化が激しい。屋根がある分、こちらの方が安心して入浴できた。※この時はまだ雨が降っていた。

長い階段を下りるのが非常に面倒だったけど、雰囲気は抜群。
記憶に残っている温泉の中でも、かなり上位にランク付けして良い温泉だと思う。


こちらは館内の内湯。露天に続く長い階段の手前にある。体を洗う場合はこちらを利用する。
この撮影時も夜だったので薄暗い。しかも内湯だったため、蒸気もひどい。浴場撮影の難しさを知ることになった・・・。

こちらは休憩所。電動マッサージ器を自由に使うことが出来る。
竜頭の滝で疲れた足をここで回復。意外と気持ちよかった。

温泉から戻ってもまだ夕飯まで時間があったので、部屋で一眠り。
眠りから覚めるとようやく夕飯の時間になった。


写真左:なかなか豪勢な食事が運ばれてきた。鍋の蓋に利用されている兜が勇ましい。写真右下に見えるのはやしおマスの刺身
写真右:テーブルの左上にトコロテンの道具が見える。中央の皿には煮物。茶ソバも確認できる。


左:兜を取ると野菜と肉が入っていた。
右:多分、鉄板焼きにしたんだと思う。覚えてない・・・。 


左:草もちに甘い粉がかかっている。木の実を粉にしたものだったように思う。これもおいしかった。
右:名物、岩魚のみそ焼き。自家製の味噌を使い、アルミに包んで焼き上げてある。塩焼きなら良く食べるけど、みそ焼きは初めて。おいしかった。 

仲居さんが一つ一つ料理の説明をしてくれた。
細かく記録しておけば、ここでも紹介できたんだけれど・・・食べる方に集中してしまった。基本料理の他に、特別料理も頼んでみた。


左:岩魚の骨酒
軽く干した後に焼かれた岩魚。そこに熱々の熱燗を注ぎ、身を崩しながらいただく。温泉地で味わう最高の贅沢のひとつ。
右:サンショウウオの唐揚げ
グロテスクなサンショウウオをそのままカラッと揚げた一品。
味的には・・・まあそれほどおいしいとは思わなかった。(笑)
それでも、普段食べられない珍しい食材だね。身質は魚を食べているようだった。多少臭みがある。

この日はこれでおしまい。 


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千葉県千倉 二日目 [旅行]

千葉県千倉旅行、二日目。
翌日は朝7時に目が覚めた。ぐっすり眠れたので寝覚めはバッチリ。
さっそく、朝風呂に行くことにする。
大浴場の方は昨晩のうちに男女が入れ替わっていた。
前日に入ったのは洋風の華咲岬だったが、今回入るのは和風の夢咲岬

内湯、外湯ともに大きさは華咲岬と変わらないが、風情がまったく異なっている。総ヒノキの内湯は、やはりかけ流し。
和風の夢咲岬の方が落ち着くし、気に入った。

外湯には漆塗りの大樽型浴槽や、酒香湯などが置かれていた。
酒香湯は匂いをかいでも特に酒の香りは感じられなかった。
風呂から出たら朝飯だ、朝飯。

どーんと1枚の写真で。
黒箱の内容は、左上からヒジキ、イカの刺身、コンニャクの煮物。
左下は・・・蕗(ふき)の煮物かな?
その右が厚焼き玉子と海苔の佃煮。右下は・・・何かの葉っぱの漬物。

開きになってるのはアジ。一夜干しかな。
あと、写真上部にレンゲがみえるけど、これは豆腐用。自家製豆腐が後から出てきた。

朝食は普通の白飯とお粥のどちらかを選べる。私は白飯。コンニャクの煮物がめちゃ合う。
まあ、朝飯はこんなもんだろうね。
そういえば、定番の納豆、焼き海苔、温泉たまごあたりは出なかったなぁ。

午前9:00、チェックアウト。相変わらず暑い。
本日はホテル三日月にあるというスパに行ってみようと思う。
ホテルを出てまもなく、道の駅「ローズマリー公園」が見えたので寄っておいた。
恒例の直売所チェック。鶏や烏骨鶏の玉子の他に、クジャクやダチョウの玉子も売られていた。
ダチョウの玉子はでかい、硬い、重い、高いと四拍子揃っていた。

ローズマリー公園を後にし、国道410号線を東へ。
目指すは勝浦にあるホテル三日月。
海沿いの道を順調に走ること1時間と少し。
前方に、海に面した大きなホテル、三日月を確認。
ここだ!
勢い良くハンドルを切り、駐車場へと車を滑り込ませる。

スパ三日月駐車場

水着に着替えて中に突入、おお、なかなか広いぞ!
・・・でもなにか変だな。
どうもおかしい。事前に調べた情報と中の様子が違いすぎる。
首をかしげながらあちこち調べて、ようやく間違いに気がついた。

ここは小湊の三日月だった。
行きたかったのは勝浦の三日月。
どっちにもスパ施設があるとは・・・紛らわしい。

ちなみに三日月グループには3つの「ホテル三日月」がある。
勝浦のホテル三日月。
小湊のホテル三日月。
そして木更津にもホテル三日月があるのだ。
しかも、それぞれのホテルは独自のスパを持っている。
なんで名前が同じなんだ・・・。

今回行きたかったのは勝浦のホテル三日月にあるスパだったんだが・・・。
仕方が無いので今回は小湊のスパを楽しむことにした。

ここはスパと言うより、巨大なプールガーデンといった雰囲気だった。
ジャグジーが極端に少なく、風呂の数も少ない。
変わりに、泳ぐのに適した広いプールがあった。
ゆっくりのんびりするよりも、泳ぐための空間といった感じ。

のんびり1時間ほどプールに使っていたら、昼も近くなった。
次回こそ勝浦の三日月スパに行くぞと固く誓い、小湊の三日月を後にした・・・。

なお、木更津にある三日月のスパ(竜宮城)には何度も行っている。
勝浦のスパには行ったことがないが、おそらく3つのスパ(木更津、勝浦、小湊)の中では木更津のスパ(竜宮城)が一番だろう。
規模も大きいし、お勧めである。

それにしても三日月グループは分かりづらいな・・・。
3つの「ホテル三日月」と、3つのスパ。
竜宮城、オーシャンスパ、アクアパーク、スパ三日月にアクアパレス?
もう何がどこやら・・・。
さらに、「三日月旅館」なる旅館もすぐ近くにあるらしい。

そんな複雑怪奇な三日月グループのHPはこちら

気を取り直して昼飯、昼飯っと。
いつもどおり、運と勘を頼りにうまい飯屋を探す。
海沿いで海鮮料理を出す店ならどこに入ってもそうはずれやしないだろう。

地魚食事処 あずま紹介URL

地元の人も良く来そうな、小さなお店。
あまり広くない店内は、いかにも庶民向けといった感じ。
こういう店がおいしかったりするのだ。
そして実際、うまかった

私が頼んだのはジャンボエビフライ定食とアジのなめろう。
店内にフライの揚がるパチパチという小気味のいい音が響く。
運ばれてきたエビフライを見て、驚いた。
でかい、とてもでかい。
小食な私には一本で十分と言うクラスの大海老が二本乗ってますよ。
ボリューム満点、さすが海の近くは違うね!

大海老のフライに私が悪戦苦闘していると、カウンターの方からトントントントン音が聞こえてきた。
店のおばちゃんがアジのなめろうを叩いている音だ。
小さな店ってのは、料理を作っている様子が伝わってきていいね。
ちなみに、なめろうってのは生のアジを骨ごと包丁で叩いて叩いて叩きまくって味噌を和えたもの。
これがまたご飯にめちゃ合うのだ。

その後の運転が心配になるほど腹いっぱい食べて、満足度100%。
前日のかねなかよりも料金的には遙かに安かったのだが、こちらのあずまの方がお勧め。

庶民万歳
私は食べなかったけど、海鮮丼もボリュームたっぷりでうまそうだった。

昼飯を食べて満腹になると、そろそろ家が恋しくなってきた。
時間はまだ午後1時を少し回った程度。
さすがにこのまま帰るのでは早すぎるので、房総の東側をのんびりドライブしながら、土産を探すことにした。
前日も通った国道128号線を今日は北へ。
土産もの屋などいくらでもある。

でかいカニの看板に引かれて店内へ。
中では海産物がいっぱい売られていた。
大粒のハマグリがうまそうだったけど・・・買わなかった。

この他にも何店か立ち寄り、剣先スルメ、イカの一夜干、タコの塩辛、アジの干物、アサリなどを大量に買い込んだ。
買い物が済んだらさらに北へ。
前日に間違えて入ってしまった九十九里有料道路を今度は正しく活用する。
九十九里有料道路から東金九十九里道路へ。
そのまま千葉東金道路に乗り、千葉東ICより京葉道に至る。

京葉道はまたしても穴川付近で渋滞。
毎度のことながら、いい加減にして欲しい。
東関東自動車道、首都高と断続渋滞が延々続いた・・・。
渋滞なんかだいっ嫌いだ!
代わりの運転手がいないのがつらい。

京葉道も東関東自動車道もサービスエリアがほとんど無いのがつまらないなぁ。
まあ、一度もトイレ休憩を必要としなかったくらいだから、渋滞にかかった時間はたいしたこと無かった。
午後5:30、我が家に到着。

これにて今回の旅行はおしまい。


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千葉県千倉 一日目 [旅行]

2004年7月16日。千葉県千倉へ旅行。
夏だ!暑い!
今回は南房総は千倉まで行くことになった。
いい加減、南房総は行きつくしたと思うけど、行くことになっちゃったんだからしょうがない。

午前8:00、駐車場を出る。
ラジオで交通情報を聞いてみると、どうやら首都高が混雑しているらしい。
堀切の先まで渋滞していると聞き、高速を使わずに一般道で行った方が良いのではないかと思った。
だがしかし・・・道がわからん・・・。
ああ、カーナビ欲しいなぁ・・・。

地図を開いて道を確認するのも面倒なので、結局首都高に乗ることにする。
それでも、千住新橋までは下道で行こうとあがいてみた。
平和橋通りは特に混雑することもなく、順調。
小菅を越えると道に自信がなくなるから、千住新橋から首都高に突入。
やはり混んでいる。

堀切を越え、四つ木を越えても断続のろのろ渋滞は続いたが、完全に止まることも無いのでまあ我慢できる程度。
葛西インター付近でうっかり羽田方面に進みそうになる。
首都高は分岐が多くて面倒・・・気を抜くと間違えそうだ。

東関東自動車道に乗り継ぎ、最初のサービスエリアの幕張に着いたのが午前9:00ごろ。
このSAの男子トイレには大便器が3つしかついていない。
足らんだろうに・・・。
どうも腹具合が思わしくなかったので、用を足しておこうと個室に侵入。
・・・でない。
トイレに不安を抱えるのはいつものことだから、すっぱりあきらめた。

用は足していないけど、トイレから出る際は一応水を流しておく。
何もしてなくても、流さずに出るのはなんとなく気持ちが悪いものだ。
ズボンを引き上げ、おもむろに洗浄ボタンを押す。

ザバーーーン!

ぬお!
便器から溢れる勢いで、大量の水が吐き出された。
なんだこの便所は、危険すぎるぞ。(汗)
はたして○○○は無事に流れるのか?
こんな勢いで流したら飛び散るんじゃないのか!?

幕張サービスエリアの男子大便器。
要注意なり。

東関道から京葉道へと入り、姉崎インターチェンジを目指す。
途中、穴川インター付近でまたも渋滞に巻き込まれる。
穴川インター付近は常に渋滞している・・・何とかして欲しいものだ。

姉崎インターチェンジを出て久留里方面へと南下。
房総横断道路を東へ向かい、茂原まで一気に走り抜ける。
茂原から海沿いを南下する予定だったが、どうも道を間違えたらしい。
いつまでたっても海が見えてこない。

ようやく海が見えたころ、有料道路の入り口を発見した。
有料道路が好きな私は、よく確認もせずにとりあえず突っ込む。
九十九里有料道路。
乗ってすぐに異常に気づく。
海が右手に見えるぞ・・・。
北上してます、逆ですよ、オイオイ。
九十九里有料道路の最南端、一宮から乗ってしまった・・・。
北にしか行けないぞ。

幸い、乗ってすぐのところに一宮サービスエリアがあったから、そこでUターン。
410円払って走ったのは80mぐらいだったかなぁ。

一宮SA駐車場の前は砂浜になっていて、海水浴客やサーファーも来ていた。
・・・海の写真を撮ってなかった・・・失敗。
ちなみに、ここについたのが午前11:16。

九十九里有料道路を引き返し、海沿いの道を南下する。
時間が正午近くになり、そろそろ飯屋を探そうと思い始める。
せっかく海に来てるのだから、海の幸が食べたい。
それも、新鮮なものが良い。
漁港を探し、その近辺で昼食を取ろうと考えた。

道路標識に大原漁港の文字を認め、ハンドルを切る。
漁港では日に焼けた親父達が釣りに興じていた。
小さなアジを器用にさばいて開きにし、自家製の干物を作っている。
しばし歓談。

こうした漁港の近辺には海産物の卸売り店があるのが常である。
ここ、大原漁港にもやはりそうした物産店があった。
大原漁港で見つけた物産店

残念ながら、この店では食事は出来なかった。
店のお姉ちゃんに近所でうまい海産物を食わせる店を聞き出す。
そして向かったのが、「割烹かねなか」という店。

海産物を中心に、寿司や定食を食わせる店だった。
午後12:16、ここで昼食をとることにする。
正直、この店の値段は高めだった。
定食一つ、2000~3500ぐらいする。
伊勢海老寿司定食(3500円)が非常にうまそうだったが、あいにく品薄でやっていなかった。
あわびの釜飯も実にうまそうだったが、すでに完売。
正午を少し回った時点でもう完売とは・・・。人気メニューなのか?

結局食べたものは、コチのから揚げ伊勢海老の半身焼きアワビの握り寿司蛤のバター焼き。 
コチのから揚げは・・・硬い。そして骨が多く、食べづらい。
切り身を揚げているんだから、骨まで食べられるようにして欲しいところだった。
身の味もコチにしてはいまいち・・・これははずれ。

伊勢海老のバター焼きは、まあまあうまかった。
ただ、ケチって一番小さなサイズを頼んだから、物足りなかったかな。
一番小さくても1000円。大きいものは時価だそうだ。
でかいのはうまいんだろうなぁ。

アワビの握り寿司もまあうまかったけど・・・硬いんだよね、基本的に。
あれだけ硬いと、口の中でシャリとうまく混ざってくれなくてやっぱりいまいちだったなぁ。
蛤のバター焼きは文句なくうまかった。
大きさも申し分なかったし、砂も残っていなかったのでうまくてあたり前だとは思う。

全体的に、まずくはなかったがお高い値段に見合った料理ではないと感じてしまった。
看板メニューである伊勢海老寿司定食やアワビの釜飯を食べていれば、また違う感想になったんだろうか・・。
何はともあれ、ご馳走様でした。

かねなかを後にした我々は、さらに房総半島を南下する。
おなかいっぱいになってしまったので、もうどこにも寄らずに宿に向かってとっとと横になってしまいたい。
だいたい、南房総で興味のある施設はほとんど行きつくしているので、途中で寄ろうという気が起こらない。
私は水族館が好きだから、鴨川シーワールドなんて大好きなんだけど・・・もう当分はやめておきます。

午後2:24、道の駅「鴨川オーシャンパーク」にて休憩。
せっかく寄ったのに、売店が休みでなにも見ることが出来なかった・・・。

道の駅 鴨川オーシャンパーク

写真正面に見えているのが売店スペース。
周囲には噴水がたくさん配置され、子供が遊べるような水場も用意されている。
が、水も止められていた・・・・ダメじゃん。
写真左側はやたらと豪勢なトイレである。

午後3:06、宿泊するホテル「スパラダイス夢みさき」に到着。

ロビーに着くと、ビワキャンディとビワ茶をサービスされた。
なかなか洒落ていて、雰囲気の良いロビー。

ロビーに設置された棚には様々なアイテムが展示されている。

奥にはブックコーナーがあり、読書しながらコーヒーも飲める。
無料でインターネットを使うことも出来る。周辺観光を調べるのに便利。

茶を飲み終わると部屋に案内されたんだけど、これが狭い!
いままで泊まった中でも最も狭いクラスの部屋だった。
しかも2階。

辛うじて海は見えるけど、どうやらこのホテルでは最低クラスの部屋のようだ・・・。
ちなみに客部屋は6階まであって、上に行くほどグレードが高く、部屋も広くなっている模様。

夢みさきの6階には室内プールがある。
荷物を置き、人心地ついたところで水着を持っていざ6階へ。
6階には15メートルほどの小さなプールと、いくつかのジャグジーバス、サウナがあった。
一昔前のリゾートホテルという雰囲気。
小さな子供が遊ぶ分には十分なプールなんだろうけど・・・正直、汚かった。(汗)
透明度最悪、なんか色々浮いてるぞ。(汗汗)

日が差し込むだけで、暑いのか暑くないのかよく分からないサウナや、ドイツ製らしき謎のユニットシャワー(故障中?)等など、なんか微妙。
小さな子供ぐらいしか喜ばないのでは・・・・ごほごほ。(汗)
プールがもっと清潔で、他に客のいない貸しきり状態なら、なかなか良い雰囲気だとは思う。

7階にも海を見下ろせる半露天風呂になった浴場があったけど、基本的に7階の風呂では体を洗えないらしい。
シャンプーや石鹸はあったし、シャワーなどもあるにはあったが、数が少ないからお断りしているんだろう。
と言うことで、プールから上がった後は1階の浴場の方に入ることにした。

ちなみに、ここ夢みさきには大浴場が4つある。
7階の殿湯、姫湯、1階の殿湯、姫湯で、それぞれ構造が違い、時間で男女が入れ替わるシステム。
この他に家族向けの貸切風呂もあるらしい。

最初に入った大浴場は洋風の華咲岬
内湯はかけ流しになっていたので清潔感があった。
華咲岬にも半露天風呂があり、テラスのようになった外湯には、ワイン色の湯が湛えられた浴槽や、
泡(ジャグジーではなく、石鹸の泡)の浮いた浴槽などが置かれていた。
何より目を引くのは大量に飾られた生花。
まさに、花に囲まれた洋風風呂と言う感じだ。

ただ、あまりにも大量の花が飾られている為、虫がたくさんいた。
虫が苦手な人は外に出ない方が賢明かもしれない。
脱衣場に「アリさんもお風呂が大好き。ときどきお湯にのぼせちゃっているので優しく助けてあげてください」などと書かれているのが愉快だった。

風呂から上がったらいよいよ夕食だ。


食前酒   枇杷酒(ビワ) 1
前菜   蛍烏賊沖漬け
キス柚香揚げ
他三点
2
椀物代り 浅利の冷製コンソメスープ 3
お造り 旬のお刺身四点盛り 4
陶板焼 小伊勢海老の陶板焼き 若草クリーム 5
洋皿 すずきのオイル焼き 梅ドレッシング 6
炊き合わせ 地蛸やわらか煮 夏大根 蕗(ふき) 銀あん 7
お食事 季節のまぜご飯
汁物 合わせ味噌仕立て
デザート ミニケーキ 他



さて、お楽しみの夕食タイム。
今回は部屋食ではなく、他の客と一緒に食堂で食べることに。
美味しそうなメニューがずらっと並ぶ。さすがに海の幸が多い。

まずは枇杷酒、ビワのお酒から。私はこういった食前酒の類が大好きである。
酒の善し悪しなど分からないが、うまいものはうまい。
甘くてさっぱり、まさに食前酒。

蛍烏賊沖漬けとはホタルイカの沖漬け
いや、読めない人もいるかと思って。
沖漬けってくらいだから、船の上で取れたイカをその場で塩漬けにしたものだと思う。たぶん。

浅利の冷製コンソメスープはその名のとおり、冷たいスープ。
冷たいスープはあまり飲んだことがなかったけど、なかなか美味しかった。
写真に写っている緑色のものはゴーヤ。赤いのはクコの実。
ちなみに浅利はアサリだぞ。

刺身については・・・よく覚えていない。
味はうまかったのだろうけど、何の魚だったか・・。
写真を見るに、左からマグロ、鯛、ハマチ、・・・鮭?

この小伊勢海老の陶板焼き非常に美味しかった
今回の旅行で一番美味しかった一品。小ぶりなのが寂しいが、贅沢は言うまい。
海老の下に敷かれた薄緑色のクリームがまたうまい。ほんのり抹茶の香りがしたように思う。
ほろ苦いような、甘いような味も抹茶っぽかった。
思い出すたびに、もう一度食べたいと言う気持ちにさせられる。
・・・それにしても写真の角度が悪すぎるな・・・。

地蛸やわらか煮はタコですよ。タコ。
え?写真見れば分かる?そうだよね。
やわらか煮の名前にたがわず、たしかに柔らかく煮られていた。

ところで銀あんとはなんぞや?
銀杏?ならギンナン、イチョウの実のことだけど・・・入っていたかどうか覚えていない。
銀の餡なら、かかっているソースのことになるけど・・・はて。

このすずきのオイル焼きも非常に美味しかった。
伊勢海老の陶板焼きに次いで美味だった一品。
目に鮮やかな薄紅色の梅ドレッシングがとてもスズキに合っていた。
伊勢海老の若草クリームといい、この梅ドレッシングといい、こちらの料理長はソース系が得意なのかもしれない。

ちなみに、スズキってのは一応高級魚と呼ばれている大型の白身魚。
海のルアーフィッシングではシーバスの名でおなじみ。
出世魚で、成長するにつれて名前が変わり、セイゴ>フッコ>スズキとなる。

写真が残っていないけど、この他にまぜご飯、味噌汁、デザートが出た。
毎度思うが、こういったホテルで出るご飯はいつも美味しい。
家庭用電気釜とは違い、大量に飯を炊くから味が違うのだろうか。
とにかく、ただの白飯でもうまいことが多い。
今回出たまぜご飯も例に漏れず、大変おいしゅうございました。
食べすぎで気持ち悪くならない程度に美味しくいただきましたとも。

デザートは、ゼリー、ケーキ、フルーツの三点盛。
どれもミニサイズだけど、私には丁度良かった。

食事が済んだら部屋に戻り・・・・爆睡。


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福島県穴原温泉 二日目 [旅行]

福島県穴原温泉 二日目。翌日は朝7時に目が覚めた。

朝食はあっさり目。定番の納豆や焼きノリがうれしい。

いづみやのフロント。
土地の名物であるこけしが置かれている。
こけしと言うと鳴子が有名だが、土湯もこけしの里として知られている。 

ホテルをチェックアウトし、この日は安達太良高原へと向かう。

高速6人乗りゴンドラリフト。その名もあだたらエクスプレス。
このリフトで薬師岳山頂まで登ることが出来る。
全長約1,505メートル、高低差約391メートル。
ゴンドラからの眺めをしばし楽しんだ。

ロープウェイを降りると、薬師岳山頂への登山道が続いている。
道は細く、木が茂っていてかなり歩きづらい。
おまけに、細かい羽虫がうじゃうじゃ飛んでいたので、身をかがませて先へ進む。

少し歩くと道が開け、展望の良いところに出た。
立て札には、
 「この上の空がほんとの空です 二本松市」
と記されている。
高村光太郎の「智恵子抄」の中で語られている安達太良山の空である。

十分に景色を堪能した後、登山道をロープウェイ山頂駅まで戻る。

アイスココアをすすりながらしばし休憩。
店の中にもいたるところに虫がいる。
窓ガラスにへばりつく羽虫。床やテーブルを歩き回るアリ。
ふと、東京で暮らしていると虫を見る機会が本当に少ないと考えてしまった。

再び、あだたらエクスプレスに乗り込み、薬師岳を下山する。
付近に立ち寄り湯が出来る温泉は無いものかと思い立ち、ロープウェイの土産物屋で聞き込み開始。
おばちゃんいわく、下山してきた登山客に人気の温泉宿があるらしい。
早速行ってみることにする。

岳温泉、ホテル「光雲閣」 

なかなか高級感のある良さそうなホテルだった。
広い内湯と、非常に展望の良い露天風呂が人気らしい。
安達太良山景を望みながら、登山の疲れを癒すのが良いのだろう。
ここでの休憩中、かなり強めの地震に襲われる。
ホテル内にいた客や従業員が騒ぐほど大きな揺れだった。

まだ時間に余裕があったので周辺をドライブ。
山道で岩魚の釣堀を発見した。

生簀にいる岩魚を釣らせて、その場で焼いてくれるシステム。
釣れた岩魚は大小を問わず料金一律。
よほど飢えているのか、入れ食いで釣れる釣れる。
釣った分は買って食べなければならないので無駄に釣るわけには行かないが、面白いように釣れた。
店は正直に言えば、狭い、暗い、汚いとあまり誉められたものではなかったが、なかなか楽しめた。

その後、帰りがけに東北道鹿沼インターで降り、さつき祭りを覗いてきた。

これにて、今回の旅行は終了。


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福島県穴原温泉 一日目 [旅行]

2004年5月28日。福島県穴原温泉へ旅行。
今回の目的地は、福島県穴原温泉。首都高から東北自動車道に乗り継ぎ、ひたすら北へ。
穴原温泉に直接行くなら福島飯坂I.Cで降りるのが近いが、今回は一つ手前の福島西I.Cで高速を降りる。
以前、土湯温泉に行ったときにもこのインターを利用した。

国道115号線を西へ少し進むと、最初の目的地であるアンナガーデンへの案内が見えてきた。
案内に従い、左折。
アンナガーデンとは、聖アンナ教会を中心とした様々な店の集合体。
民芸品やアンティーク、焼き物、食器など、数多くの小物を取り扱った店が並ぶ。
一通り、店を覗いて歩くだけでも小一時間はかかる。

アンナガーデンのシンボルでもある聖アンナ教会は、本格的なブリティッシュ建築様式。
ここで結婚式を挙げることも出来る。
こうした教会での結婚式に憧れる人なら、見ておくだけでも価値はある。

食事が出来る店は少ないが、個性的なこだわりの店がそろっている。
写真左は石窯で焼き上げるイタリアンピッツァの店。
他に、カフェやアイスクリームショップなどもある。
写真右は郷土の伝統こけしを集めた資料館。
大量のこけしと文献が閲覧できる。(有料)
全国のこけし好きが泣いて喜びそうな、ある種の異次元空間。

そば処 霜月
写真奥に見えているのはビール釜
ここでは地ビールの製造も行っている
今回、昼食はあらかじめこの店で取ることに決めていた。
ネットで見つけた店に、実際に出かけてたどり着くのは実に楽しい。
ここの売りは十割そば。
十割そばとは、小麦粉をはじめとしたつなぎ粉を一切使わずに打ち上げたそばのこと。
挽きたて・打ちたて・茹でたてを売りにしていて、そば本来のうまみを存分に味わうことが出来る。

ボリュームもある。
掻き揚げそばなどは、小食な私では気おされるほど大きな掻き揚げがついてきた。

私自身が注文したのは野菜サラダそば。
普通のそばと、野菜サラダが別盛で出てくると考えていたのだが、予想はあっさり裏切られた。
涼しげな透明ガラスの器に、冷たいつゆとそばが盛られている。
そして、そばの上にどっさりと乗せられたサラダ。
ちょっと見たことのない、独創性溢れるそばだった。

昼食を済ませ、アンナガーデンを後にした我々は、次の目的地である四季の里へ向かう。
四季の里は農業分野の新しい展開を図る目的で作られた公園。(入園無料)
園内には農村いちばや農園レストラン(ビール園)、農産加工館など、農業に関連させた施設が多い。
他に、四季のパン屋さん、水車小屋アイスクリーム店、憩いの館「いなか亭」(そば)なども。

子供が遊べるわんぱく広場、広大な水と緑の広場、花の丘やハーブ園、バラ園などの公園施設も充実。
この日も、小学生の団体が来ていた。
飛ぶように走り回る子供達のエネルギーに感心したものだ。
また、工芸館ではガラス製品やこけしの製作体験コーナーも楽しめる。

写真右奥では、こけし名人がこけし作りを実演している。
こけし名人は複数人登録されていて、日によって実演者が変わっている模様。
この日の名人はこけしではなく、コマを作っていた。
コマは見る見る削られ、奇麗な絵付けが施されていく。
魅入られたように最後まで見学していると、「記念に持って行きなさい」と出来上がったばかりのコマを一つ手渡された。ありがとう、名人。

さすがに名人が作ったコマはよく回る。重心の狂いなど微塵も無い。
運がよければ、名人からコマのプレゼントを受けられるかも。

四季の里を出発した我々は、国道115号線を経て県道5号線を北へ向かう。
県道5号線は通称フルーツラインと呼ばれ、桃、梨、りんご果樹園が道路沿いに続く。
もう少し時期が後ならさくらんぼ狩りが楽しめたが、わずかに時期をはずしてしまった。
フルーツラインを抜ければ最終目的地まではあとわずか。
本日のお宿、「摺上川浪漫・穴原温泉いづみや」に到着である。


いづみやは、江戸時代末期から160年余りも続く歴史のある温泉宿。
出迎えに出てきた従業員達の態度も良好で、サービスにぬかりは無い。
チェックインの手続きを済ませ、部屋へと案内してもらう。
部屋に入ると自家製の温泉玉子をサービスされた。

この温泉玉子は100%の源泉で茹でられていて、宿泊客は自由に食べることが出来る。
(夕方限定)
風呂上りの味噌汁サービス(朝限定)などもあって、宿泊客へのささやかなサービスがうれしい温泉宿だった。

部屋の窓からは、鮎釣りのメッカとして有名な摺上川が望める。
旅館の目前で釣りを楽しむことが出来るのだ。

いづみやでは宿泊客向けに釣竿の貸し出しサービスも行っている。
フロントに釣りがしたい旨を告げると、糸、浮き、針のついた竹ざおと、餌、魚がつれたときのビニールを手渡された。(全て無料)
餌は主にサシ。他にブドウムシ、カワムシも渡されたがこちらは数が少なく貴重なので、必ずもらえるわけではないらしい。

サシとはハエの幼虫、つまりウジのこと。
ブドウムシはウジの3倍から4倍ほどあるイモムシで、これは蜂の幼虫。
カワムシは水棲昆虫の一種で、ヤゴ(トンボの幼虫)に良く似た外見をしている。

この日は水の透明度が高く、魚を釣るのは難しいだろうとのことだった。
1時間ほど釣りに興じたが、結局一匹も釣ることは出来なかった。
しかし、変化に富んだ川辺を、竿を片手に散策するだけでも十分楽しむことが出来た。

釣りを終えて部屋に戻り、夕食前に一風呂浴びることにする。
いづみや大浴場「金剛の湯」。
十分な広さを持っており、源泉から湧き出る湯は少し熱め。
内湯からすぐ露天風呂に出られるが、こちらは狭い。
また、露天は虫が多く、湯船にもたくさんの虫が入っていて入浴がためらわれた。

源泉は硫酸塩泉。
泉質はナトリウムー硫酸塩塩化物温泉。
動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱体質、慢性婦人病に効果がある。

デザートは、ゼリー、ケーキ、フルーツの三点盛。
どれもミニサイズだけど、私には丁度良かった。
食事が済んだら部屋に戻り・・・・爆睡。


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千葉県、塩原温泉 二日目 [旅行]

千葉県、塩原温泉 二日目。
ホテルをチェックアウトし、有料道路「もみじライン」に向かう。
くねくねくねくね、山道をドライブするのは実に楽しい。
所々に雪がまだ残っており、さすがに山だなぁと感じた。
もみじラインの途中、休憩所からのながめ。

左手の方に見える、ゴツゴツとした峰が「男体山」。

もみじラインを下りきると、竜王峡と言うところに出る。
なんだか強そうな名前でございまする。
渓谷で、階段を延々下りると沢に出られる。
_
_
このときの水面は穏やか。
しかし、増水時はダムの水門を開放。鉄砲水に注意だって。こわ。

竜王峡に架かる橋。(虹見橋って言ったかな?)

橋の上からの眺め。
_
落ちたらたぶん死ぬ・・。

階段の途中で拝める眺め。
_
さんざん降りた階段を、ヒーヒー言いながら上る。すると、休憩所には焼き魚が。
昨日のイワナを思い出し、一つ焼いてもらう。

昨日とは違い、串に刺さったままの魚が目の前に届く。(今回はアユ)
食べづらい。そして苦い。焼きすぎだよ、おいちゃん。(T.T)
しかも、中は生焼けだよ。(T.T)
※写真は別の店


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